トレセンレポート【目黒記念】スマートステージ

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府中ステークスを快勝したスマートステージ(牡5、美浦・鹿戸雄厩舎)が、初の重賞挑戦となる目黒記念に臨む。

スマートステージを担当する青山調教厩務員
「以前は右トモなど弱かった部分がありましたけど、昨年秋の休養から帰ってきてからパンとして、凄く良くなりました」
と、パートナーの成長を称える。

府中ステークス後も順調に調整を進めてきた。
「普段はまだ子供っぽさが残っていて、甘えてきたりしてかわいいところがありますけど、レースが近づいているのを分かってピリピリしてきましたね」と青山調教厩務員が語るように戦闘モードに入ってきたようだ。

今回も鞍上は、4勝全ての手綱を取っており、抜群の相性の良さを誇る村田一誠騎手。
「村田騎手は『どれだけ集中させられるかがポイント』と話していました。距離が2500メートルになりますが、いろいろ考えながら乗ってくれるジョッキーですからね。今回も考えてくれていると思います」と、ジョッキーに対する信頼も厚い。

「僕はこの馬を本当に尊敬していますよ。去年からずっと使い続けていますけど、これだけコンスタントに使える馬はなかなかいませんからね。もちろん勝って欲しいですけれど、まずは無事に走ってきてくれれば、という気持ちです」と語る青山調教厩務員。

着実にステップアップしてきたスマートステージが初の重賞挑戦でどのような走りを見せるか注目だ。


スマートステージ
(牡5、美浦・鹿戸厩舎)
父:ジャングルポケット
母:ダイイチサクラ
母父:サンデーサイレンス
近親:フローテーション
通算成績:18戦4勝