【日本ダービー】エイシンフラッシュV!ヴィクトワールは3着

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10年5月30日(日)、3回東京4日目10Rで第77回 東京優駿(GⅠ)(芝2400m)が行なわれ、内田 博幸騎手騎乗の7番人気・エイシンフラッシュが、3歳馬7611頭の頂点に立った。勝ちタイムは2:26.9(良)。

2着にはクビ差で、5番人気・ローズキングダム(牡3、栗東・橋口厩舎)。なお、橋口弘次郎調教師は昨年のリーチザクラウンに続き、2年連続2着。3着には1番人気・ヴィクトワールピサ(牡3、栗東・角居厩舎)。人気を集めたペルーサは(牡3、美浦・藤沢和厩舎)6着に終わった。

レースはアリゼオ、シャイン、コスモファントムらが先頭集団を形成。人気のペルーサはゲートで後手を踏み、ヴィクトワールピサは中団を追走。エイシンフラッシュは9~10番手をジックリ待機。 最終コーナー付近から馬群が縮まると、直線、トゥザグローリー、ゲシュタルト、ローズキングダムが追い比べになったところから、ローズキングダムの一つ後ろのポジションからエイシンフラッシュが抜け出した。

勝ったエイシンフラッシュは昨年の7月にデビュー。デビュー戦は6着に終わったが、続く未勝利戦で勝ち星を挙げると、年末のエリカ賞で2勝目。 今年に入って京成杯(GⅢ)で重賞初制覇を収めると、その後は鼻肺炎のアクシデントもあり、予定していた若葉Sを回避して、皐月賞までブランクが空いたが、皐月賞では3着に入っていた。

同馬の母は欧米の重賞を4勝のムーンレディという血統。馬主は平井 豊光氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+閃光」。皐月賞3着馬のダービー制覇は史上9頭目。

騎乗していた内田博幸騎手、藤原英昭調教師、エイシンフラッシュの父のKing’s Best、馬主の平井豊光氏は共にダービー初勝利。 内田博幸騎手はJRA重賞通算16勝目、GⅠ(JpnⅠ)は4勝目。藤原英昭調教師はJRA重賞通算24勝目、GⅠは3勝目。なお、内田博幸騎手と藤原英昭調教師のコンビでは昨年のフェブラリーSを制している。
King’s Best産駒は、今年の京成杯に続いてJRA重賞通算2勝目でGⅠ初勝利。馬主の平井豊光氏は、JRA重賞通算50勝目、GⅠは5勝目。

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エイシンフラッシュ
(牡3、栗東・藤原英厩舎)
父:King’s Best
:ムーンレディ
母父:Platini
通算成績:7戦4勝
その他の重賞勝利:10年京成杯(G3)






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