勝利コメント&研究員の目【5/30・東京6~11R】

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勝利コメント&研究員の目
【5/30(日)・東京6~11R】

●東京6R 3歳500万下(芝1600m)

1着 アースガルド(蛯名騎手)
「マイルが向くと思っていたし、力はかなりある。直線は我慢して我慢して、前が開くのを待ったよ。しっかり伸びてくれた」

2着 ダイワアセット(後藤浩騎手)
「もったいない競馬だった。それでも、気象的な難しさも見せず、成長が感じられたのは収穫。これからの馬だよ」

4着 マックスバローズ(北村宏騎手)

「すごくいい馬。能力の高さが伝わってきた。押し切れると思ったが、真面目すぎるからね。気持ちが前へ前へと行ったぶんの負け」

・蛯名騎手が進言して距離短縮しただけあり、マイルでキッチリと結果を出した。時計は速くないが、左回りならかなり走る。2~4着も次走が同条件なら楽しみ。


●東京7R 4歳上500万下(ダ1300m)


1着 ハンマープライス(勝浦騎手)

「休み明けでも、今回は具合が良かった。まだいろいろ注文が付くけど、能力的にはかなり。上へ行っても足りるものがあるよ」

2着 クールフォーマ(北村宏騎手)
「最後は気持ちが入り、よく伸びているが、並ぶのに手間取ってしまった。あと一歩で差し切れたのに」

3着 ノボレインボー(大庭騎手)

「ぶつけられ、スピードに乗らなかった。逆に脚がたまって、直線はよく伸びているが」

4着 エフティレガシー(蛯名騎手)

「気性的にあてにならないタイプだが、ずいぶん良くなっている。この調子で成長してほしい」

5着 モエレジンダイコ(伊藤工騎手)
「状態が良くなっていますし、メンバー次第で十分やれる馬です」

・大外からスピードを生かしてなんとかクールフォーマの追撃を振り切った。休養前も1番人気が続いていたように、能力はかなりある馬。リフレッシュ効果で本来の力が出せたのが大きかった。ハナが切れる条件なら渋太い。


●東京8R 青嵐賞(芝2400m)

1着 ビンテージチャート(戸崎騎手)

「この馬に乗るのは5回目(戸崎騎手で3勝目)ですから、高い能力はわかっています。前々走は道悪でノメって仕方がなかったのに勝てたくらい。今日は手応えも十分でした。性格面が落ち着き、進歩していることも伝わってきましたよ」

2着 サトノトップガン(内田博騎手)

「初芝なのにこれだけ走れ、よくがんばっている。口が硬く、操縦が難しいタイプなんだ。スローから急にペースアップし、早めに脚を使ったのが惜しまれる」

5着 ミヤビベガ(後藤浩騎手)
「最後は伸びているが、現状ではもう少しスムーズに行けないと苦しいね」

・前走は脚を余していただけに、今回、少し速めの仕掛けだったが、ペースを考えれば好判断で、力の違いをキッチリ見せつけた。2走前のこのコーナーでもお伝えしたが、戸崎騎手+上原厩舎のコンビは好成績でこれからも要注目!


●東京9R むらさき賞(芝1800m)

1着 レインフォーレスト(池添騎手)
「前走でも脚は使っている。走る馬だよ。少し力むから、2000mより1800mがいいと思っていた。うまく持ち味を引き出せたね」

2着 エオリアンハープ(田中勝騎手)

「今日は落ち着きがあり、集中していた。前走と違ってスタートもうまくいったよ。位置を取りに行ったぶん、ちょっとかかったのが悔やまれるなぁ」

3着 マイネルキーロフ(和田騎手)
「後ろと離れ、追い出しを待つところがあったからね。展開次第ではもっとやれた」

7着 マチカネカミカゼ(吉田豊騎手)

「乗りやすい馬で、素質を感じるけど、まだ頼りなさも残る。伸びそうなところで手前を替え、がんばり切れなかった」

12着 ラフィナール(蛯名騎手)

「ゲートで潜ってしまい、出していけなかった。直線では前をカットされ、まともに追えなかったよ」

・外差しが決まる馬場になり、勝ち馬にとっては完全な好走パターンとなった。直線の長いコース、外差し馬場、左回りはかなりイイ!昇級でオープンに上がるが、条件が揃った際は再度穴をあける可能性は非常に高そう。


●東京11R 富嶽賞(ダ1400m)

1着 ザッハーマイン(国枝調教師)
「叩いた効果で体が締まったのが良かったね。力はある馬で、ジョッキーも上手く乗ってくれました」

・ここ4走の1000万戦で2・4・3・2着と完全な安定勢力。叩き2戦目でついに勝ち切った。うまく先行するレースぶりも良かった。流れに応じたレースができ、速い脚も使えるので、昇級しても安定感は信頼して良さそうだ。
by 研究員サトナカ