トレセンレポート【安田記念】スマイルジャック

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6/2(水)、初のG1タイトルを狙うスマイルジャック(牡5、美浦・小桧山厩舎)が美浦トレセンで安田記念に向けて最終追い切りを行った。

レースでも手綱を取る三浦皇成騎手が騎乗し、ウッドコースを併せ馬で追い切られた。

先週の稽古でも跨った三浦騎手は
「先週の時点では、乗った感じ少し重いかもと思いましたが、それを感じさせず申し分のない時計を出してくれました。でも、今日は、先週以上に素軽さがありました」
と、語り順調さをアピールした。

前走のマイラーズカップは1番人気に支持されるも、5着と敗退。
「ハイペースになるかと思っていましたけど、スローになってしまって、その分、展開の差で負けてしまった感じで悔しかったですね」
と語る三浦騎手だが「でも横の馬に接触したときも我慢をしていましたし、一番成長を感じたレースでした」
と話すように、内容的には収穫の大きい一戦だった。

「折り合い面は凄く成長しています。今ならある程度の位置を取りに行っても折り合いはつけられると思います。今の東京は前が止まらない馬場ですし『かかったら仕方ないくらい』の気持ちで、ある程度の位置で競馬をしたいですね」

最多勝利新人騎手賞をはじめ、数々のタイトルを手にして来た三浦騎手が初のG1タイトルを掴むことが出来るか、要注目だ。


スマイルジャック
(牡5、美浦・小桧山厩舎)
父:タニノギムレット
母:シーセモア
母父:サンデーサイレンス
通算成績:23戦4勝
重賞勝利:
08年フジTVスプリングS(G2)
09年関屋記念(G3)