【サウジアラビアRC】ゴンバデカーブースが新馬戦とは真逆の競馬で初重賞制覇!

強烈な末脚で差し切ったゴンバデカーブース

強烈な末脚で差し切ったゴンバデカーブース


10月7日(土)、4回東京1日目11Rで第9回サウジアラビアRC(G3)(芝1600m)が行なわれ、松山弘平騎手騎乗の3番人気・ゴンバデカーブース(牡2、美浦・堀厩舎)が道中後方からレースを進めると、直線外目から力強く伸びて優勝した。勝ちタイムは1:33.4(良)。

2着には2馬身差で1番人気・ボンドガール(牝2、美浦・手塚厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・シュトラウス(牡2、美浦・武井厩舎)が続いて入線した。

勝ったゴンバデカーブースは母が中山牝馬3着の実績があるアッフィラート、伯父に京成杯2着があるアクションスターがいる血統。新馬戦はレーン騎手を背に逃げ切り勝ち。今回は一転、後ろからの競馬で見事差し切って見せた。

馬主は株式会社G1レーシング、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム

  • ゴンバデカーブース
  • (牡2、美浦・堀厩舎)
  • 父:ブリックスアンドモルタル
  • 母:アッフィラート
  • 母父:ディープインパクト
  • 通算成績:2戦2勝

ゴンバデカーブース

1着ゴンバデカーブース 松山騎手
「今日はリズムを大事に。前は逃げて勝っていたので、最後方は予想していなかったが、長く脚を使う馬なのでバタバタせずにリズムを大事にしました。末脚はすごいものを持っていますし、いろんなパターンを持っていてレースも上手。これからも楽しみです」

2着ボンドガール 手塚調教師
「勝った馬が強かったです。ゲートの中で落ち着きがなくて出負けしてしまいました。ゲート練習はしていましたが。前半力んでしまって、3ハロンまで折り合いが難しかったです。

そのあとはスムーズで直線向いて手応えはありましたが、あっという間に離されました。負けたのは残念ですけれど、悪い内容ではないです。賞金加算できたのも大きいです。次走は暮れのイメージ。勝てたら良かったけれど、本番行けそうなので。体も余裕があるし、ゆっくり成長を促しながらですね」

3着シュトラウス ルメール騎手
「4番手で我慢できましたが、キレるというよりはジワジワ。返し馬から行きたがっていました。もう少しスタートから落ち着いて走ってくれればいいですね。大きくてパワーを抑えるのが大変でした」

6着ウインアクトゥール 横山武史騎手
「返し馬で力みすぎました。出していけば逃げられましたが、それをすると逃げしかできなくなってしまうので、控える競馬をしました。今日の競馬が今後にいかせれば」

7着マイネルブリックス 津村騎手
「3.4コーナーで前の馬が外に張ってくる感じでした。最後は止まっていないし、適正距離になれば」

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。