【JBC】大井は大歓迎!競馬予想の三冠王・水上学イチオシのお宝馬

11月3日(金・祝)に大井競馬場で開催されるダートの祭典、JBC(ジャパンブリーディングファームズカップ)。国内でも有数のダート馬が集うこの日に向けて、予想番組でもおなじみの血統評論家、水上学さんの予想を公開します!

▼大井10R JBCスプリント
◎ ⑪リメイク
○ ⑮ダンシングプリンス
▲ ⑩ジャスティン
☆ ⑤リュウノユキナ
△ ①ギシギシ
△ ③ケイアイドリー

世界的良血のリメイクは、競馬場不問で初の大井も問題なしとみる。雨などで極端な前残り馬場になることだけがイヤだったが、どうやらその心配もなくなった。もともとスピード血統ではないので、底力勝負となりそうな馬場やメンバーは大歓迎だ。海外帰り初戦だが、近場の韓国ならノープロブレム。

注目はジャスティン。コース実績なら上位、崩れたのは3年目の当レースで出負けし揉まれ込んだ1回だけ。何より大舞台で怖いオルフェーヴル産駒だ。

▼大井11R JBCクラシック
◎ ⑦メイショウハリオ
〇 ③テーオーケインズ
▲ ②ノットゥルノ
☆ ⑤ウィルソンテソーロ
△ ⑨キングズソード

JBC各レースの中で、最も無風区なのがここではないだろうか。メイショウハリオは帝王賞からのJBC参戦となるのは去年と同じだが、5着と崩れた当時は左回りのモタれ癖も出ていた。船橋でそこも克服し、本来は鉄砲得意で崩れないだろう。近親にはノンコノユメの父でもあるトワイニングがいる血筋だ。

馬券のキモはノットゥルノか。時計の掛かるダートがベターで、新しい大井の砂はなお合うのでは。勝ち切りまであれば、少しは配当が楽しめる。

▼大井9R JBCレディスクラシック
◎ ⑫アーテルアストレア
○ ②グランブリッジ
▲ ④アイコンテーラー
☆ ⑧ライオットガール
△ ①ヴァレーデラルナ
△ ③スピーディキック
△ ⑩テリオスベル

馬券的に最も妙味あるのはここだろう。外枠大歓迎のアーテルアストレアが最高のところを引いた。ここなら動きやすい。リーチザクラウン産駒は近年、クラウンプライドなどダート中距離の大物を出してきて、これは自身の母方の血を産駒に強く伝える傾向があるのかもしれない。

面白いのはライオットガール。近2走の内容は実にしぶとく、前走はアーテル相手に勝ちに動く強気の競馬で僅差。今後牝馬交流重賞戦線をリードする可能性も思わせた。