【マーメイドS】ブライティアパルスが重賞初制覇

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10年6月20日(日)、3回阪神2日目10Rで第15回 マーメイドステークス(GⅢ)(芝2000m)が行なわれ、藤岡 康太騎手騎乗の3番人気・ブライティアパルスが、2番手追走からセラフィックロンプとの追い比べを制して優勝。勝ちタイムは1:59.5(良)。

2着にはクビ差で、逃げの手を打った14番人気・セラフィックロンプ(牝6、美浦・武藤厩舎)、3着には4番人気・テイエムオーロラ(牝4、栗東・五十嵐厩舎)が続いて入線した。

1番人気に支持されたニシノブルームーンは、中団から脚を伸ばすも先行勢の脚色が衰えず4着、ヒカルアマランサスも好位から差し切りを図ったが弾けきれず5着に敗れた。

勝ったブライティアパルスは07年12月に2歳新馬でデビュー勝ち。翌年には、秋華賞で13番人気ながら4着に健闘。降級を挟んで、今年の2月に初音Sを制してオープン入り。前走のメイSでは後の安田記念の勝ち馬・ショウワモダンの3着に好走していた。

同馬の馬主は小林 昌志氏、生産者は平取の雅 牧場。馬名の意味由来は「冠名+波動」。

騎乗していた藤岡康太騎手はJRA重賞通算4勝目。本年は重賞2勝目。平田修調教師は3年振りとなる重賞制覇で通算2勝目。ダイタクリーヴァ産駒はJRA重賞初勝利。 昨年に続いて53キロ馬の優勝で、本年は3着までの全頭がハンデ53キロ馬だった。

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ブライティアパルス
(牝5、栗東・平田厩舎)
父:ダイタクリーヴァ
母:ストームサンデー
母父:Storm Bird
通算成績:14戦6勝




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