【宝塚記念】最終追い切りレポ/ブエナビスタ「状態は万全」

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10年6月27日(日) 3回阪神4日目に行われる第51回 宝塚記念(GI)(3歳上、国際、指定、定量、芝2200m)に出走予定馬の追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

ブエナビスタ(牝4、栗東・松田博厩舎)
CWコース 83秒2-66秒7-51秒5-37秒5-12秒1
「稽古は3頭併せで前2頭を追いかける形。少し遅れた動きは良かった。放牧明けで期間の短かった前走は正直ダメかとも思ったが、力でねじ伏せる強い内容。この馬の能力には頭が下がる。距離も2000m以上に適性がある馬だし、状態に関しても万全と言える。ファン投票1位に期待に応える走りを見せて欲しい」と松田博師。

ドリームジャーニー(牡6、栗東・池江寿厩舎)
坂路 52秒3-37秒7-24秒3-12秒4
「2週続けて追いきりに騎乗しましたが、先週に比べると気合い乗り・反応がグンと良化。展開云々よりもジャーニーのペース・リズムを守ることだけを考えてます。切れ味が身上なのでぜひとも良馬場で競馬がしたいですね。グランプリ3連覇に向けてボクも全力で狙っていきます」と池添騎手。

アーネストリー(牡5、栗東・佐々木晶厩舎)
坂路 53秒7-38秒8-25秒1-12秒5
「先週、コースでビシッとやっているので今週は坂路で終い重点の調整。前走のレース中に爪が剥がれていたし、仕上がりを考えれば良く走ったと思う。爪の様子からも週末に雨が降って馬場が渋るのはこの馬にはありがたい。GⅠ馬もいて挑戦者の立ち場だけど、6年前にこのレースを勝ったタップダンスシチーよりも能力はこっちの方が上。とにかく楽しみだよ」と佐々木晶三師。

セイウンワンダー(牡4、栗東・領家厩舎)
Pコース 83秒1-66秒6-52秒4-38秒6-12秒9
「前走は間隔が開きすぎて馬体が太目。もっと突き抜けると思ったが、まずは勝てて良かった。中1週でも稽古はハードにやっているし、馬体も締まって見える。古馬になって精神面の成長が窺えるし、ここに入っても差はないはず」と領家師。

また、登録のあったアドマイヤオーラ(牡6、栗東・松田博厩舎)は福島テレビオープンへ内田博幸騎手で向かうことになった。