[イチオシ新馬レポート]ホーマンフリップ

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ホーマンフリップ (牝2、栗東・安田隆厩舎)
栗毛、生産者:ノーザンファーム
フジキセキ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ミルレーサー Le Fabuleux
Marston’s Mill
レーゲンボーゲン フレンチデピュティ Deputy Minister
Mitterand
レインボーファスト レインボーアンバー
May Day レインボーローズ


「とても健康的。飼い葉をもりもり食べ、調教を積むたびに体が増えています。品があり、大人びた雰囲気。気性もしっかりしていますからね。この時期の2歳とは思えませんよ。小気味よいピッチ走法。馬なりでもぐんぐん加速します。昨年のシンメイフジよりスケールは大きいかも。マイルが最適でしょうし、新潟2歳Sを狙います」

 こう安田景一朗調教助手が自信をのぞかせるのが、6月26日(土)、阪神の芝1400mでデビューするホーマンフリップ。

 父はシンメイフジだけでなく、3歳世代にダノンシャンティも送り出して、ポテンシャルを再認識させたフジキセキ。母レーゲンボーゲン(その父フレンチデピュティ)は1勝を挙げたのみで、セレクトセール(当歳)の落札額は735万円だったが、初仔のアニメイトバイオ(父ゼンノロブロイ、阪神ジュベナイルF2着など)の活躍によって、ぐんと価値を上げている。

 豊富な乗り込み量をこなし、すでに体はできている。今週は終い重点に止めたが、反応は抜群だった。10日の坂路では、レースでも手綱を取る福永祐一騎手を背に、余裕の手応えで52秒0。先週はポリトラックコースで6ハロンより加速し、終いは11秒台の鋭さを見せている。好勝負は必至だろう。