ショウナンアルバが2年4カ月ぶりの勝ち星/テレビユー福島賞

トピックス

10年6月26日(土)、2回福島3日目11Rでテレビユー福島賞(芝1200m)が行なわれ、蛯名 正義騎手騎乗の6番人気・ショウナンアルバが優勝。勝ちタイムは1:07.5(良)。

2着には2馬身差で3番人気・エーブダッチマン(牡4、美浦・清水利厩舎)、3着には9番人気・ケイティラブ(牝6、栗東・野元厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたメイビリーヴは11着に敗れた。

レースはケイティラブが勢いよく飛び出すと、絡む馬もなくハナへ。2.3番手にはイセノスバル、セブンシークィーンが追走。 4コーナー付近に差し掛かってもケイティラブが先頭をリードするところに、エーブダッチマンが内ラチ沿いからスルスルと追いあげたが、直線、馬場の中目をショウナンアルバが、中団待機から豪快に脚を伸ばすと、並ぶ間もなく各馬を差し切った。

勝ったショウナンアルバは08年の共同通信杯(JpnⅢ)の勝ち馬で、実に2年4カ月ぶりの勝ち星。同馬は半姉に07年のフラワーC(JpnⅢ)勝ちのショウナンタレントがいる血統。馬主は国本 哲秀氏、生産者は浦河の桑田牧場。馬名の意味由来は「冠名+夜明け(西)」。

1着 ショウナンアルバ
【蛯名正義騎手のコメント】
「ガマンさせて長いところを使ってきたんだけど、今回は逆に短いところで、気持ちよく競馬させながら馬に学習させようという事にしたんだ。やっぱり短いところは走るね。とはいえ、この距離でもまだアソぶ面があるから困るよね」

2着 エーブダッチマン
【内田博幸騎手のコメント】
「勝ったと思ったんだけどなあ。勝ち馬のキレがすごかったね。これだから競馬は難しいよ…」

4着 キタノリューオー
【北村宏司騎手のコメント】
「状態はかなりよく非常に乗りやすい馬でした。でもこの距離は短いですね。また距離を延長すれば上位争いできますよ」

このレースの全着順・払戻金はこちら

ショウナンアルバ
(牡5、美浦・二ノ宮厩舎)
父:ウォーエンブレム
母:シャンラン
母父:Great Commotion
通算成績:21戦4勝
重賞勝利:08年共同通信杯(G3)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。