バトルバニヤンが久々の快勝/福島テレビオープン

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10年6月27日(日)、2回福島4日目11Rで福島テレビオープン(芝1800m)が行なわれ、松岡 正海騎手騎乗の6番人気・バトルバニヤンが優勝。勝ちタイムは1:47.7(稍)。

2着には2.1/2馬身差で8番人気・ニルヴァーナ(牡7、栗東・池江郎厩舎)、3着には1番人気・アドマイヤオーラ(牡6、栗東・松田博厩舎)が続いて入線した。

レースはゴスホークケン、オースミスパーク、フサイチアウステル、トーホウレーサーが先団を形成。アドマイヤオーラはやや離れた2番手集団に待機。最終コーナー付近から、先頭集団の各馬が力尽きたところに、ニルヴァーナがジワジワとポジションを挙げると、アドマイヤオーラも併せるように進出。しかし、内目の好位にマークしていたバトルバニヤンがスルスルと抜け出して外から2頭を交わし去った。

勝ったバトルバニヤンは兄に重賞勝ちのビッグショウリや、ビッグテースト。姉にカンパニーらの母でもあるブリリアントベリーがいる血統。馬主は津村 靖志氏、生産者は早来のノーザンファーム。馬名の意味由来は「戦闘+冠名」。
なお、この勝利が08年11月以来の久々の勝利。2着には、僚馬のニルヴァーナが入り、池江泰郎厩舎の管理馬のワン・ツー・フィニッシュとなった。

1着 バトルバニヤン
【松岡正海騎手のコメント】
「この馬は僕のタイプの馬だったんだよ。まあ好きな女みたいな感じのね(笑)。実際に乗った感じもかなりよくて、オープンを勝てるくらいの実力があることは実感したね。放馬しちゃったんだけど、逆にストレス解消になった可能性もあるよ(笑)」

2着 ニルヴァーナ
【吉田豊騎手のコメント】
「こういう馬場がいいね。とても頑張ってるよ」

3着 アドマイヤオーラ
【内田博幸騎手のコメント】
「3~4角でペースがすごく遅くなったから早めに先頭にいかされてしまったよ。その分差される格好になったけど力はあるね。順調なら次はもっとやれるでしょう」

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バトルバニヤン
(牡6、栗東・池江郎厩舎)
父:ジャングルポケット
母:クラフテイワイフ
母父:Crafty Prospector
半兄:ビッグテースト
通算成績:33戦7勝

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