【宝塚記念】伏兵ナカヤマフェスタが差し切り勝ち、ブエナは2着

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10年6月27日(日)、3回阪神4日目10Rで第51回 宝塚記念(GⅠ)(芝2200m)が行なわれ、柴田 善臣騎手騎乗の8番人気・ナカヤマフェスタが優勝。勝ちタイムは2:13.0(稍)。

2着には1/2馬身差で1番人気・ブエナビスタ(牝4、栗東・松田厩舎)、3着には3番人気・アーネストリー(牡5、栗東・佐々木厩舎)が続いて入線した。

レースはナムラクレセントがハナ。アーネストリーが2番手、ブエナビスタ、ロジユニヴァースが3~4番手にマーク。ナカヤマフェスタは中団の後方に待機。 最終コーナー付近で、ブエナビスタとアーネストリーが併せるように抜け出したが、外からナカヤマフェスタが脚を伸ばし、先に抜け出した2頭を差し切った。

勝ったナカヤマフェスタは08年11月に2歳新馬戦でデビュー勝ち。続く東京スポーツ杯2歳Sで重賞制覇を飾ると、翌年もダービーで4着。セントライト記念で重賞2勝目をマークするなどの活躍をみせていた。
同馬の馬主は和泉 信一氏、生産者はむかわの新井牧場。馬名の意味由来は「冠名+祭り」。

騎乗していた柴田善臣騎手は、本レース初勝利で、GⅠは8勝目。JRA重賞は通算77勝目。管理する二ノ宮敬宇調教師も、本レース初勝利で、GⅠは98年のジャパンカップ以来、3勝目。JRA重賞は通算19勝目。
ステイゴールド産駒は、昨年に続き本レースは連覇。GⅠは4勝目でJRA重賞通算21勝目(ステイゴールド自身は、現役時代に98年から4年連続出走して、2.3.4.4着の実績だった)。
馬主の和泉信一氏は94年の京成杯3歳S以来の重賞制覇でGⅠ初勝利。関東馬の優勝は99年のグラスワンダー以来。

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ナカヤマフェスタ
(牡4、美浦・二ノ宮厩舎)
父:ステイゴールド
母:ディアウィンク
母父:タイトスポット
通算成績:10戦5勝
その他の重賞勝利:
09年セントライト記念(G2)
08年東京スポーツ杯2歳S(G3)



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