09年のダービー卿CT勝ち、タケミカヅチが死亡

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09年ダービー卿チャレンジトロフィー(GIII)に優勝したタケミカヅチ(牡5歳 美浦・大江原厩舎)は、30日(水)に放牧先の山元トレーニングセンターにおいて、出血性大腸炎のため死亡した旨の連絡があった事が発表された。

タケミカヅチは07年7月の2歳新馬でデビュー勝ち。同年のデイリー杯2歳S(GⅡ)で2着に入ると、翌年も皐月賞(GⅠ)で2着に入るなど活躍。 古馬になってからはマイル戦線に矛先を向け、昨年のダービー卿CT(GⅢ)で初重賞制覇。ラストランは今月13日のエプソムCで16着。

同馬は近親に99年の新潟大賞典や新潟記念を制したブリリアントロードがいる血統。馬主は社台レースホース。生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「日本神話に登場する神」。JRA通算獲得賞金は1億7362.1万000円(付加賞含む)。

【大江原 哲調教師のコメント】
「タケミカヅチは私にとって一番思い出のある馬です。安らかに眠ってほしいと思います。」


タケミカヅチ
(牡5、美浦・大江原厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:カズミハルコマ
母父:マルゼンスキー
近親:ブリリアントロード
通算成績:19戦2勝
重賞勝利:09年ダービー卿チャレンジ(G3)