トレセンレポート【ラジオNIKKEI賞】アロマカフェ

トピックス

30日、ラジオNIKKEI賞の最終追い切りが美浦トレセンで行われ、アロマカフェ(牡3、美浦・小島太厩舎)がコンビを組む柴田善臣騎手を背に南ウッドコースで併せ馬を消化した。
サクラルーラー(古馬500万下)の2馬身後方から追走し、直線で鋭い伸びを見せ最後は2馬身突き放してフィニッシュ。

手綱を取った柴田善騎手も「休ませて馬が良くなったと思います。以前は間隔が詰まっていて馬がカリカリしていましたが、気持ちに余裕が出てきました。まだ良くなる余地はありますが調子は良いと思います」と手応えは上々といった様子だ。

同馬を管理する小島太調教師は
「青葉賞ではスムーズさを欠いて、ダービーへの出走権を取れず悔しい思いをしました。すぐに目標をここに切り替えて、あまり緩めないよう、充分に乗り込んできました。レース間隔が開いたので、今日は実戦の気分が出るような追い切りをしましたが、満足のいく動きでした。良い状態で出走できると思います」と、仕上がりに自信を見せる。

「中山のマイルで勝っているので、この条件もこなせると思います。ちょっと入れ込みが強い馬なので極端に入れ込んでしまうと少し心配ですが、展開次第では充分に好勝負出来ると思っています」と、青葉賞の無念を晴らす意気込みだ。


アロマカフェ
(牡3、美浦・小島厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:カリーノカフェ
母父:ハートレイク
通算成績:7戦2勝