【帝王賞】フリオーソが完勝、史上2度目の帝王賞2勝

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10年6月30日(水)、大井競馬場で行われた交流重賞・第33回 帝王賞(JpnⅠ)(4歳上、1着賞金:7000万円、ダート2000m)は、戸崎圭太騎手騎乗のフリオーソ(牡6、船橋・川島正厩舎)が2番手追走から、直線楽な手応えで抜け出すと、悠々と後続を突き放し快勝。勝ちタイムは2:03.4(稍重)。

2着には昨年のかしわ記念以来の復帰戦となったカネヒキリ(牡8、栗東・角居厩舎)、3着には帝王賞5年連続出走となった、一昨年の勝ち馬・ボンネビルレコード(牡8、大井・庄子連厩舎)がそれぞれ入った。

また、1番人気に推されたサクセスブロッケン(牡5、栗東・藤原英厩舎)は、逃げの手を打つも、4コーナーで筒一杯になり後退して8着。GⅠ(JpnⅠ)10勝目を狙ったヴァーミリアン(牡8、栗東・石坂厩舎)は、4コーナー過ぎから押し上げを図るも弾けず9着。久々のGⅠレース挑戦となったスマートファルコン(牡5、栗東・小崎厩舎)は、6着に終わった。

勝ったフリオーソは、06年7月にデビュー勝ち。2歳時には全日本2歳優駿、3歳時にジャパンダートダービー、4歳時の08年に帝王賞と数々のビッグタイトルを獲得してきたが、昨年の3月以来の勝ち星。また、これまでに後塵を拝してきた、ヴァーミリアン、カネヒキリらの悲願の雪辱となった。馬主はダーレー・ジャパン・ファーム、生産者は新冠のハシモトファーム。

騎乗していた戸崎圭太騎手は一昨年以来2勝目、管理する川島正行調教師は、03年(ネームヴァリュー)、06年(アジュディミツオー)らに続いて、本レース4度目の勝利。なお、チヤンピオンスター以来、史上2頭目の帝王賞2勝馬となった。

フリオーソ
(牡6、船橋・川島正厩舎)
父:ブライアンズタイム
母:ファーザ
母父:Mr. Prospector
通算成績:29戦8勝(うち地方通算25戦8勝)




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