ラジオNIKKEI賞勝ちのアロマカフェは菊花賞を目標に

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-:ラジオNIKKEI賞を制したアロマカフェについて小島良太調教助手に伺います。おめでとうございました。

小:ありがとうございます。

-:強かったですね。

小:そうですね。強い相手がいたのでその辺との力関係はやってみなければというのはありましたけど、終わってみれば完勝でした。

-:強いメンバーが揃った中での勝利ということで、陣営としても大きかったのではありませんか?

小:秋に大きいところがひとつしかないので、そこを目指していくのにどうしても賞金加算をしたかったので、大きな一勝でした。元々期待は大きかった馬なんですけど、ここに来てようやく軌道に乗れたな、という感じです。

-:レース当日の様子を振り返っていただきたいのですが、パドック、返し馬の様子はいかがでしたか?

小:元々ちょっとテンションの高い馬で、首を上下に振るクセもあるので入れ込んでいるようには見えますけど、普段からそんな感じなのでパドックではいつものアロマカフェでした。引っ掛かる馬ではないので、リラックスして良い雰囲気で返し馬が出来ていましたね。

-:レース内容についてはいかがですか?

小:善臣さんも言っていたように、出たなりの競馬でそのまま良い位置につけて直線抜け出す、という言うことの無いレース内容でしたね。向こう正面で引っ掛けられて一緒に行っちゃったらどうしようと思いましたけど、善臣さんは馬をなだめるのが上手いので安心して見ていました。

-:最後はクォークスターの猛追もありましたけれども。

小:見ている僕たちはヒヤヒヤしましたけど、善臣さんはまだ全然余裕でした。「この先あと何メートルあっても交わされなかった」と言ってくれました。

-:レース後はどんな様子ですか?

小:何もなく無事に帰ってきて、今日(7/7・水)放牧に出ます。

-:この後はどんな予定ですか?

小:一ヶ月くらいノンビリさせて、その後美浦に戻して、セントライト記念から菊花賞という予定でいます。

-:厩舎ゆかりのマンハッタンカフェ産駒ということで、陣営の期待も大きいんじゃないですか?

小:そうですね、お母さんも小島厩舎にいた馬ですしね。お母さんは短距離馬でしたけど、お父さんの血をよく受け継いでいてくれるので距離も心配ありませんしね。

-:秋に向けてこのあたりがより成長してくれればな、というポイントはありますか?

小:テンションが高くてその分体重が増えにくいので、ちょっと落ち着いてくれればもう少しフックラしてくれると思いますけど。そこだけですね。今回は目方が増えませんでしたけど、次に使うときはプラス体重で出したいですね。牧場で息抜きをしてフックラして帰ってきてくれればな、と思います。

-:最後にファンへメッセージをお願いします。

小:菊花賞に間に合いそうなので、牝馬のアプリコットフィズと二枚看板で秋を目指していきますので、応援よろしくお願いします。


アロマカフェ
(牡3、美浦・小島太厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:カリーノカフェ
母父:ハートレイク
通算成績:8戦3勝
重賞勝利: 10年ラジオNIKKEI賞(G3)