【七夕賞】柴田善臣騎手「ドモナラズで自身初の小倉遠征したい」

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10年7月11日(日)、2回福島8日目11Rで第46回 七夕賞(GⅢ)(芝2000m)が行なわれ、柴田 善臣騎手騎乗の11番人気・ドモナラズが優勝。勝ちタイムは2:00.4(良)。

2着にはクビ差で6番人気・アルコセニョーラ(牝6、美浦・畠山厩舎)、3着には2番人気・バトルバニヤン(牡6、栗東・池江厩舎)と1番人気・サンライズベガ(牡6、栗東・音無厩舎)が続いて入線した。

1着 ドモナラズ(柴田善騎手)
「以前の騎乗(早春Sで12着)ではハナへ行ってバテたが、うまく折り合うことができ、脚がたまったよ。横一線になったので、馬場のいいところへ出したら、想像以上に伸びた。自分としてはいいかたちで上半期を締めくくれ(宝塚記念に優勝)、先週に続いて今週も重賞に勝てた。流れがいいね。サマー2000シリーズもがんばりたいよ。小倉では乗ったことがないから、引退前にぜひ遠征したい。この馬とともに行きたいなぁ」

(音無調教師)
「サンライズベガと2頭出しで、こちらが勝つとは。前走と同様のいい状態で、52キロのハンデで臨めたのが勝因でしょう。この馬もベガと一緒に、小倉記念、新潟記念と進ませないとね」

2着 アルコセニョーラ(武士沢騎手)
「よくがんっばっていますよ。斤量がだんだん増えていくなか、この馬の競馬ができました。状態も上がっている」

3着同着 サンライズベガ(松岡騎手)
「出遅れがすべて。あれだけ来ているだけに、悔まれるレースとなった」

3着同着 バトルバニヤン(中舘騎手)
「力のある馬が前へ行ったし、流れも落ち着いていたので、積極的な競馬をした。結果的に、もっと後ろでも良かったかな。思ったより先行勢が早めに失速したのが誤算。勝負どころでふわっとした」

5着 トウショウシロッコ(吉田豊騎手)
「体は減っていたが、このくらいが動けるし、立て直してデキは良かった。隼人の馬(サニーサンデー)を前に置いて、脚をためていた。いずれは道が開くと思っていたんだ。ただ、早め先頭がこの馬の勝ちパターン。中舘さんみたいに自分で動いていったほうが良かったかも」

7着 キョウエイストーム(田中博騎手)
「2コーナーまで力んでしまって。最後はいい反応でしたが」

9着 ホッコーパドゥシャ(江田照騎手)
「久々の影響だね。使えば変わるよ」

10着 ゼンノグッドウッド(松山騎手)
「仕掛けながらの追走。3コーナーからハミを取ってくれましたが、直線でインに入ってしまいました。外が伸びていますからね」

12着 ブレーヴハート(田中勝騎手)
「イチかバチか、インを突いたんだけど。はまらなかったね」

13着 ダイワジャンヌ(的場勇騎手)
「スタートが良く、いいポジションで運べましたが、雨で湿った馬場に脚を取られました。外枠がほしかった」

15着 ニルヴァーナ(北村宏騎手)
「スタートが決まり、前へ。すぱっと切れる馬ではないからね。ただ、楽をできるところがなかった」

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