ディープインパクトと仏帯同、ピカレスクコートが登録抹消

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07年のダービー卿チャレンジトロフィー(GIII)に優勝したピカレスクコート(牡8、栗東・池江寿厩舎)は、28日(水)付で競走馬登録を抹消した事が発表された。今後は北海道苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬となる予定。

同馬は全姉に99年の阪神3歳牝馬ステークス(GI)勝ちなど、重賞4勝のヤマカツスズランがいる血統。
04年9月に2歳新馬戦でデビュー。当初は目立った成績を残すことができなかったが、06年の夏には管理する池江泰寿調教師の父・泰郎師が管理、同じ金子真人氏が所有するディープインパクトの帯同馬として、フランスに遠征すると、ダニエルウィルデンシュタイン賞(GⅡ)で2着に健闘。帰国後も翌年のダービー郷CT(GⅢ)で重賞初制覇を収めた。ラストランは08年の小倉日経OP(2着)。

馬主は金子真人ホールディングス(株)、生産者は浦河の岡崎牧場。馬名の意味由来は「悪漢のコート」。JRA通算獲得賞金は1億4417.1万円 (付加賞含む)。海外通算獲得賞金は3972.万円(付加賞含む)。


ピカレスクコート
(牡8、栗東・池江寿厩舎)
父:ジェイドロバリー
母:フジノタカコマチ
母父:コリムスキー
全姉:ヤマカツスズラン
通算成績:32戦6勝
重賞勝利:07年ダービー卿チャレンジ(G3)