タイムパラドックス産駒がJRA初勝利/新潟2歳未勝利

トピックス

10年7月31日(土)、2回新潟5日目1Rでサラ系2歳未勝利(ダ1200m)が行なわれ、柴田 大知騎手騎乗の8番人気・コスモイーチタイムが、好位追走から、直線追い比べを制し優勝。勝ちタイムは1:14.0(重)。

2着にはクビ差で7番人気・コスモロングロード(牝2、美浦・清水利厩舎)、3着には4番人気・コスモオウガイ(牡2、美浦・菊川厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたクイーンエステルは伸び切れず4着に敗れた。なお、1~3着までをビッグレッドファームの所有馬が独占した。

勝ったコスモイーチタイムは7月17日のデビュー戦の前走(新潟ダート1200m)では、5着に敗れていた。 同馬は近親に03年の小倉大賞典(GⅢ)を制したマイネルブラウがいる血統。 馬主はビッグレッドファーム、生産者はビッグレッドファーム。馬名の意味由来は「冠名+その度ごとに」。 管理する保田一隆調教師の管理馬では、現在の2歳世代の勝ち上がりは初めてのこと。

なお、タイムパラドックス産駒は、この勝利がJRA初勝利となった。タイムパラドックスは、栗東の松田博資厩舎から01年3月に3歳新馬戦でデビュー勝ち。 デビュー当初からダートを中心に活躍すると、04年の1月に平安S(GⅢ)を制して重賞初制覇。
その後も重賞勝利を重ねると、同年のJCダート(GⅠ)では、テン乗りだった武豊騎手に導かれ、厩舎の僚馬・アドマイヤドンを降してGⅠ制覇。 翌年も交流GⅠ・JBCクラシックを2度制覇するなど、ダートの長距離戦線で活躍した。

このレースの全着順・払戻金はこちら

コスモイーチタイム
(牡2、美浦・保田厩舎)
父:タイムパラドックス
母:コスモエンドレス
母父:スターオブコジーン
近親:マイネルブラウ
通算成績:2戦1勝

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。