ドリームジャーニー全弟オルフェーヴルがデビューV/新潟新馬

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10年8月14日(土)、3回新潟1日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、池添 謙一騎手騎乗の2番人気・オルフェーヴルが、中団で脚を溜めると、直線は内に切れ込むように末脚を爆発させて、1番人気のショウナンパルフェを寄せ付けず快勝。勝ちタイムは1:37.4(重)。

2着には1.1/2馬身差で1番人気・ショウナンパルフェ(牡2、美浦・二ノ宮厩舎)、3着には6番人気・マイティージュニア(牡2、美浦・小桧山厩舎)が続いて入線した。

勝ったオルフェーヴルは同馬の全兄は昨年の有馬記念、宝塚記念(GⅠ)など、GⅠ3勝馬のドリームジャーニーという血統。馬主は有限会社 サンデーレーシング、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「金細工師(仏)」。
管理する池江泰寿調教師の管理馬では、現在の2歳世代の勝ち上がりは2頭目、ステイゴールド産駒も2頭目の事。

1着 オルフェーブル(池江寿調教師)
「普段は大人しくて落ち着きがあったのに、いざレース当日になってかなりのイレ込みを見せてしまった。抜け出してからも内ラチに向かって突っ込んでいったように課題が多いですね。ここを勝ったら新潟2歳Sを目指す予定だったのですが、一度放牧に出して精神的な成長を促したいと思います。ジョッキーにも申し訳ないことをしてしまいましたからね」

鞍上の池添騎手が入線後、落馬負傷。検査の結果、6Rは乗り替わるもその後は騎乗再開。

2着 ショウナンパルフェ(蛯名騎手)
「ゲート出てくれなかったのがね…。でも血統を考えると気性的に最初からガツガツ行かせようとするのは良くないと思っていたんだ。最後は勝ち馬に迫ったように、素質は姉のショウナンタレント似で高い馬。これからゆっくりと教え込んでいく方がいいね」

5着 サーランスロット(北村宏騎手)
「レース中びっくりして引っかかってしまったけど、基本的には素直な馬なので、次からはもっと走れると思いますよ」

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オルフェーヴル
(牡2、栗東・池江寿厩舎)
父:ステイゴールド
母:オリエンタルアート
母父:メジロマックイーン
全兄:ドリームジャーニー


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