【クイーンS】アプリコットフィズV、武豊騎手は復帰後、重賞初制覇!

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10年8月15日(日)、1回札幌2日目9Rで第58回 クイーンステークス(GⅢ)(芝1800m)が行なわれ、武 豊騎手騎乗の2番人気・アプリコットフィズが、ラチ沿いの2~3番手追走から、ロスなくレースを進めると、直線も力強く抜け出して快勝。勝ちタイムは1:47.6(良)。

2着には1馬身差で、こちらも好位からレースを進めた3番人気・プロヴィナージュ(牝5、美浦・小島茂厩舎)、3着には6番人気・カウアイレーン(牝4、美浦・和田道厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたヒカルアマランサスは8着に敗れた。

勝ったアプリコットフィズは、09年11月に2歳新馬戦でデビュー勝ち。続く、フェアリーSで2着に好走すると、キャリア3戦目のクイーンC(GⅢ)で重賞初制覇。 クラシックでは、桜花賞で5着、オークスで6着と、あと一歩届かなかったが、3ヶ月振り、初の古馬との対戦を物ともせず、重賞2勝目となった。
なお、武豊騎手は、本来、今年の桜花賞で同馬に騎乗する予定だったが、落馬負傷のため、今回が初めて同馬とのコンビだった。

同馬は半姉に同じ小島太厩舎のコロンバスサークル、近親に01年の有馬記念(GⅠ)などGⅠ3勝を挙げ、現在は種牡馬のマンハッタンカフェがいる血統。 馬主は有限会社 社台レースホース、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「カクテル名」。

騎乗していた武豊騎手は、本レースは初勝利で、JRA重賞通算264勝目。管理する小島太調教師も、本レースは初勝利で、JRA重賞通算18勝目。ジャングルポケット産駒はJRA重賞通算19勝目。

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アプリコットフィズ
(牝3、美浦・小島太厩舎)
父:ジャングルポケット
母:マンハッタンフィズ
母父:サンデーサイレンス
近親:マンハッタンカフェ
通算成績:6戦3勝
その他の重賞勝利:10年デイリー杯クイーンC(G3)

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