【北九州記念】牝馬のメリッサが雪辱晴らす重賞初制覇!

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10年8月15日(日)、2回小倉2日目10Rで第45回 TV西日本北九州記念(GⅢ)(芝1200m)が行なわれ、福永 祐一騎手騎乗の5番人気・メリッサが、道中は中団後方に待機していたが、4コーナー付近で先頭集団に取りつくと、空いたスペースからスパっと抜け出して快勝。勝ちタイムの1:07.1(良)は、は08年のスリープレスナイトの1:07.5を0秒4更新するレースレコード。

2着には1/2馬身差で、早目の競馬で粘り込んだ3番人気・スカイノダン(牝4、栗東・大久保龍厩舎)、3着には、昨年の本レースの勝ち馬で、6番人気・サンダルフォン(牡7、栗東・松永幹厩舎)が続いて入線した。 1番人気に支持されたデグラーティアは、内から抜け出しを図るも、伸び切れず5着に敗れた。

勝ったメリッサは、07年1月にデビュー。当初はダートを中心に使われていたが、昨夏の北九州記念(小倉芝1200m)を制してオープン入り。 オープンに昇級後は、前走のアイビスSDでも1番人気に推されながら、18着に敗れるなど、目立った成績を残してはいなかったが、この勝利が重賞初制覇となった。 同馬の馬主は岡田 牧雄氏、生産者は静内の岡田スタツド。馬名の意味由来は「地の女神の新官」。

騎乗していた福永祐一騎手は、本レースは01年以来(当時は芝1800m戦)、2勝目でJRA重賞通算71勝目。 管理する佐山優調教師は、本レース初勝利で、平地重賞は04年以来の勝ち星。JRA重賞通算21勝目。
ホワイトマズル産駒は、JRA重賞通算18勝目。なお、本レースが06年に現行の条件(芝1200mのハンデ戦)となって以来、ハンデ52kgの馬が本レースを制したのは3度目。

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メリッサ
(牝6、栗東・佐山厩舎)
父:ホワイトマズル
母:ストーミーラン
母父:トニービン
通算成績:33戦6勝



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