【サマーチャンピオン】セレスハントが重賞初制覇、スーニは4着

トピックス

10年8月18日(水)に佐賀競馬場で行われた交流重賞・第10回 サマーチャンピオン(JpnⅢ)(3歳上、1着賞金:2,100万円、ダート1,400m)は、JRA勢が先手を牽制し合う展開を、ダイショウジェットが抜け出し道中はハナ。3コーナー付近から好位にマークしていた各馬も追い上げたが、直線、ダイショウジェットを2番手でピッタリとマークしていた福永祐一騎手騎乗の2番人気・セレスハント(牡5、栗東・松永幹厩舎)が競り落とすと、リードを広げて快勝。重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1:26:4(良)。

2着には3馬身差で3番人気・ダイショウジェット(牡7、栗東・大根田厩舎、柴山騎手)、3着には、現在は佐賀競馬に所属している5番人気・マンオブパーサー(牡7、佐賀・九日俊厩舎)がそれぞれ入っている。

なお、断然1番人気に推されたスーニ(牡4、栗東・吉田厩舎)はいつもの伸びがみられず、マンオブパーサーに競り負け4着、昨年の本レースの勝ち馬のヴァンクルタテヤマ(牡8、栗東・武田厩舎)は、好位でレースを進めたが、ピリッとしたところがなく5着に終わった。

勝ったセレスハントは、07年8月の2歳新馬戦でデビュー勝ち。当初は芝のレースなどを中心に使われていたが、徐々に勝ち星を重ね、昨秋にオープン入り。これまでにオープンではペルセウスS、前走のKBC杯を制している。

同馬はいとこに07年の天皇賞(春)で2着のエリモエクスパイアがいる血統。馬主は岡浩二氏、生産者はえりものエクセルマネジメント。馬名の意味由来は「冠名+狩猟」。

セレスハント
(牡5、栗東・松永幹厩舎)
父:コロナドズクエスト
母:エリモシンフォニー
母父:Blushing Groom
近親:エリモエクスパイア
通算成績:30戦8勝

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。