府中市出身の平野優騎手｢東京で行われるG1に乗れるように…｣

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提供：重賞トレンドジャッジ

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－：平野騎手、競馬ラボに「東京府中市出身の平野優騎手を応援しています。ぜひ取り上げてください」というファンからの応援メールが届きましたので、少しお話を聞かせてください。まずは今週の競馬のお話からお願いします。土曜日は3頭に騎乗されますね。

平：はい。1レースのベストクラウン(牡2、美浦･谷原厩舎)は、調教で乗せていただきました。感触を確かめる程度でしたけど、連闘の疲れはないと思います。積極的な競馬をしたいですね。
2レースのジョウテンデジタル(牡3、美浦･二ノ宮厩舎)は、僕の初騎乗の馬です。ジョッキーになる前、この馬が1歳のときにも千代田牧場で乗っていました。馬が前向きな気持ちで走れるようになってきているので楽しみです。
4レースのサウンドクルーズ(牝3、美浦･宗像厩舎)は、前走で初めて芝のレースに出走しましたけど、返し馬の時点から芝は問題ないと思いました。
短距離を使っていたのでスーッと前に行きましたし、そのまま気分良く走らせたら4着に粘ってくれました。今回も馬が気分良く走れるレースをしたいです。

－：なるほど。日曜日も土曜と同じく3頭に騎乗されます。

平：7レースのマンカイノサクラ(牡3、美浦･矢野照厩舎)は、芝替わりで前進に期待したいです。
8レースのナカヤママニッシュ(牝3、美浦･二ノ宮厩舎)も、ジョウテンデジタルと同じく、北海道の牧場時代から知っています。追い切りで乗った感じでは、併せ馬になると気が入るので競馬向きなんでしょうね。
前走も速いペースで行って押し切る強い内容ですし、兄弟も短距離で結果を残していますから距離も問題ないと思うので、ここは49キロを生かして頑張りたいですね。
最終のジョウノオアシス(牝6、美浦･武藤厩舎)は、スタートが抜群に速いし二の脚も良いので直線競馬は合うと思っていましたけど、その通りでした。今回は決めたいです。

－：楽しみですね。新潟競馬場でレースに乗ってみて、どんな印象をお持ちですか？

平：馬場が広くて直線も長いので乗りやすいと思います。ペースも落ち着きやすいですしね。直線1000メートルも面白いです。直線競馬は外枠有利で追い込みがきかないので、スタートが速くて二の脚が使える馬が有利だと思います。

－：まさにジョウノオアシスは条件にハマっていますね。

平：そう思います。チャンスなので頑張りたいです。

－：楽しみにしています。デビューして半年ちかく経ちましたが、自分で成長したな、と思える点はありますか？

平：最初の頃はレースで気後れする面もありましたけど、今は気持ちで負けないようになったと思います。あと調教では、引っ掛かりやすい馬でも、多少良い感じで乗れるようになったと思います。毎日が楽しいですね。

－：それは何よりですね。では最後に応援メールをくださった方をはじめ、ファンに向けてメッセージをお願いします。

平：府中市出身ということで、地元の東京競馬場で行われるG1に乗れるように、そして勝てるようになりたいと思います。そのためにも一つ一つのレースを大事に乗って、結果を残していきたいと思いますので応援よろしくお願いします。

－：ありがとうございました。


平野 優
(ひらの ゆう)
1990年1月16日生まれ
[初免許年] 2010年
[所属] 美浦・二ノ宮 敬宇
[初騎乗] 2010年3月6日2回中京1日目3R ジョウテンデジタル (13着/15頭)
[初勝利] 2010年3月7日2回中京2日目8R アストレーション
[今年度成績] 99戦2勝




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