10年8月22日(日)、3回新潟4日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、後藤 浩輝騎手騎乗の2番人気・ハタノファベルジェが、2番手追走から、粘り込んで快勝。勝ちタイムは1:24.6(良)。

2着には1.1/2馬身差で4番人気・マイネプルメリア(牝2、栗東・宮厩舎)、3着には9番人気・ノアフェアリー(牝2、美浦・堀井厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたトーセンプリンセスは7着に敗れた。

勝ったハタノファベルジェは近親に昨年のカペラSで3着のグランドラッチがいる血統。馬主は有限会社 グッドラック・ファーム、生産者は日高の有限会社グッドラック・ファーム。馬名の意味由来は「冠名＋ロシアの伝説の宝石名」。 管理する畠山吉宏調教師の管理馬では、08年産の2歳世代の勝ち上がりは初めて、Lemon Drop Kid産駒は初めての事。

1着 ハタノファベルジェ(後藤騎手)
「最初から最後まで理想とするかたちで、こちらはなにもすることがなかった。ポテンシャルだけでの勝利。今後の課題といっても、特に思い当たらないね」

(畠山吉調教師)
「相手関係もありますし、この一戦だけではつかみにくいところはありますが、無理せずにいいポジションを取れ、最後までしっかり走ってくれました。素質を発揮しての順当勝ちでしょう。いいセンスの持ち主ですよ。距離延長にも対応できそうな走りですし、ダートという選択肢も残っています。次走はまだ未定です。馬と相談して決めたいと思います」

2着 マイネプルメリア(伊藤工騎手)
「初戦から対応できる仕上がりでした。ペースが遅く、行きたがる場面もありましたので、もっと流れれば、さらに良さを発揮してくれるでしょう」

3着 ノアフェアリー(西田騎手)
「しっかり追えていない段階ですが、実戦でいいタイプです。次は変わりますよ」

6着 ディープスノー(内田博騎手)
「ゲートを出なかった。でも、いい感じで上がっていけた。素質は高いよ。まだ馬が若いし、徐々に良くなる」

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ハタノファベルジェ
(牝2、美浦・畠山吉厩舎)
父：Lemon Drop Kid
母：クラスター
母父：Danzig
近親：グランドラッチ

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