カトルズリップスが2戦目で一変/新潟2歳未勝利

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10年8月29日(日)、3回新潟6日目1Rでサラ系2歳未勝利(芝1400m)が行なわれ、後藤 浩輝騎手騎乗の3番人気・カトルズリップスが、2番手追走から追い比べを制して優勝。勝ちタイムは1:21.7(良)。

2着にはクビ差で1番人気・コンプリート(牝2、美浦・谷原厩舎)、3着には2番人気・デルマドゥルガー(牝2、美浦・堀井厩舎)が続いて入線した。

勝ったカトルズリップスは前走、8月15日の新潟芝1400mの新馬戦で8着に敗れており、キャリア2戦目で、ブリンカーを装着しての初勝利。同馬は叔父にスプリント重賞3勝のプレミアムボックスがいる血統。
馬主の山岸 桂市氏は、09年のセレクトセールで1400万円で購入していた。生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「14(仏)+母名の一部」。
管理する杉浦宏昭調教師の管理馬では、08年産の2歳世代の勝ち上がりは2頭目、マンハッタンカフェ産駒は5頭目の事。

1着 カトルズリップス(後藤騎手)
「今回はブリンカー着用。集中し切れないところが課題の馬だけに、そんな面を出さないように配慮した。強い馬に付いていけば、いいところがあると思っていたよ。能力はあり、併せ馬のかたちになれば持ち味を発揮できる。今日はクビだけでも先着できればと、サラっと追ったが、しっかり反応してくれた。気性面が成長すれば、将来が楽しみだね」

2着 コンプリート(吉田豊騎手)
「前走よりも、あっさり並ばれてしまったが、よく盛り返している。負けてしまったとはいえ、良化しているよ。今回は内回り。もっとゆったり逃げられたほうがいいね」

3着 デルマドゥルガー(中谷騎手)
「この距離は短いけど、切れ味で勝負するタイプでもなく、外回り向きでもない。中山でもっと長いところを使えば、チャンスがあると思う」

5着 ショウナンガーデン(北村宏騎手)
「手応えの割りに動けない現状だが、これから力を付けてきそうな感触がある」

6着 コスモシャオロン(松岡騎手)
「今日はテンションが高かった。内に入れられず、ずっと引っかかっていたからね。うまく乗れなかったなぁ」

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カトルズリップス
(牝2、美浦・杉浦厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:チャッターリップス
母父:リファーズウィッシュ
叔父:プレミアムボックス
通算成績:2戦1勝

≪関連リンク≫
09年セレクトセール当時の様子は

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