ヴァンクルタテヤマが競走馬登録抹消、競馬学校で乗馬に

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08年プロキオンステークス(GⅢ)などを制したヴァンクルタテヤマ(牡8、栗東・武田厩舎)は、9月8日(水)付で競走馬登録を抹消した事が発表された。今後はJRA競馬学校で乗馬となる予定。

ヴァンクルタテヤマは、04年8月の2歳新馬戦でデビュー勝ち。当初からダートの短距離戦線を中心に勝ち星を積み重ねると、07年の10月に室町Sを制してオープン入り。
翌年には7番人気ながら、プロキオンS(GⅢ)を制して、重賞初制覇を収めると、続く、交流重賞・サマーチャンピオン(JpnⅢ)を制して連勝。翌年にも北海道スプリントC(JpnⅢ)、サマーチャンピオン連覇など、ダートの短距離戦線を沸かせた。

同馬の母は99年の交流重賞・スパーキングレディーカップ(GⅢ)で3着のフラワータテヤマという血統。
馬主は辻幸雄氏、生産者は静内の藤沢牧場。馬名の意味由来は「打ち破る(仏)+冠名」。
JRA通算獲得賞金は1億2365.6万円(付加賞含む)、地方通算獲得賞金1億0545万円。

ヴァンクルタテヤマ
(牡8、栗東・武田厩舎)
父:フォーティナイナー
:フラワータテヤマ
母父:ブライアンズタイム
通算成績:31戦9勝
(うち地方通算11戦3勝)
重賞勝利:
08~09年サマーチャンピオン(G3)
09年北海道スプリントC(G3)
08年プロキオンステークス(G3)