マグニフィカの半妹・アイアムエレガントが新馬勝ち/中山新馬

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10年9月12日(日)、4回中山2日目5Rでサラ系2歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、内田 博幸騎手騎乗の1番人気・アイアムエレガントが、スタート直後からハナをとると、コスモリンゴスキー、モエレフォルテらにピッタリとマークされながらも、ハナを守りきったままで直線も進出。最後は競りかけてきた馬達が後退してゆく中、力強く抜け出してデビュー勝ちをおさめた。勝ちタイムは2:01.8(良)。

2着には1馬身差で7番人気・クリーンイメージ(牡2、美浦・相沢厩舎)、3着には3番人気・ベストオブケン(牡2、美浦・清水英厩舎)が続いて入線した。

勝ったアイアムエレガントは、半兄に今年のジャパンダートダービー(JpnⅠ)を制した船橋のマグニフィカがいる血統。 馬主の堀 紘一氏は、今年の千葉サラブレッドセールにおいて、同馬を2730万円で購入していた。生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+エレガント。母名より」。
管理する奥平雅士調教師の管理馬では、08年産の2歳世代の勝ち上がりは初めて、マンハッタンカフェ産駒は7頭目の事。

1着 アイアムエレガント(内田博騎手)
「調教で跨った感触からも、いきなり好勝負になると思っていた。前に馬を置いて競馬をしたかったので1番枠は嫌だったけど、ペースが遅いし、周りを気にするところもあるのでハナに立つかたちに。反応がいい馬だけに、直線でも良さが出ると想像していて、そのとおりの伸び脚だったね。芝適性に関してはやってみないとわからないが、ダートから使い出し、競馬を覚えさせていくのはいい方法。次はもっといいレースができるだろう」

(奥平調教師)
「時計が遅いのは、この時期や頭数を考えれば想定どおり。1コーナーあたりで物見をしたりする牝馬らしい面も出しましたが、追ってからは素直に反応しています。とても期待している馬。先々も楽しみになる内容でしたね。大きな馬だけに、この条件を待って使い出しました。いずれは芝も試したいと思いますが、次は間隔を開け、東京のダートに向かう予定です」

2着 クリーンイメージ(松岡騎手)
「まだ体が緩く、完成途上なんです。ロスなくさばけたとはいえ、よく走っていますよ」

8着 ティンバーレイク(北村宏騎手)
「素直な気性で、馬ごみでも上手に走っていた。使っていけば良さが出てくる」

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アイアムエレガント
(牝2、美浦・奥平雅厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:フサイチエレガンス
母父:Rahy
半兄:マグニフィカ



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