ダイメイジャパンが逃げ切り勝ち/中山新馬

トピックス

10年9月25日(土)、4回中山5日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、小林 淳一騎手騎乗の6番人気・ダイメイジャパンが、逃げの手を打つと、直線もイトククリの追撃を振り切り逃げ切り勝ち。優勝。勝ちタイムは1:11.9(不)。

2着には1.1/4馬身差で1番人気・イトククリ(牝2、美浦・粕谷厩舎)、3着には10番人気・キョウワジャスミン(牝2、美浦・和田郎厩舎)が続いて入線した。

勝ったダイメイジャパンは近親に、08年の日経新春杯(GⅡ)などを制したアドマイヤモナークがいる血統。馬主は宮本 孝一氏、生産者は浦河の横井 哲氏。馬名の意味由来は「サクラの品種」。

管理する佐藤義勝調教師の管理馬では、08年産の2歳世代の勝ち上がりは初めて、アドマイヤジャパン産駒は3頭目の事。

1着 ダイメイジャパン(小林淳騎手)
「調教にも跨り、いいものがあると見込んでいた。そのとおりの走り。スタッフから聞いていたとおり、スタートも抜群。本当に素直な馬だよ。ただ、楽にハナを切れたとはいえ、道中は遊んでいてずっとふわふわ。ようやく本気になってくれたのは、2着馬が迫ってきてから。力を出し切っているわけじゃない。良化の余地はかなりあるし、成長を見ながら競馬をしていけば、もう少し距離は延ばしていけそうだね」

2着 イトククリ(後藤騎手)
「先々まで期待している馬だけに、ある程度は我慢を教えたかったが、好スタートから2番手へ。あれでも早めに動いたほうなんだ。コントロールできる範囲だけど、いざというときにハミを抜いたり、もたれたりする面が残っている。それで捕らえ切れなかったが、能力は感じた。もっと長い距離でも大丈夫。かえって延びたほうが競馬がしやすいだろう」

3着 キョウワジャスミン(田辺騎手)
「前向きな気性。スタートが上手なので、この距離にも対応してくれました。終いも止まっていませんしね。まだびっくりしたりする若さもあります。もっとふっくらしてほしいとはいっても、使った上積みが見込めます」

6着 ファインシルバー(伊藤工騎手)
「自分のリズムで競馬ができましたし、次につながる内容でしたよ」

このレースの全着順・払戻金はこちら

ダイメイジャパン
(牝2、美浦・佐藤吉厩舎)
父:アドマイヤジャパン
母:ロングセレッソ
母父:リアルシヤダイ
近親:アドマイヤモナーク


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。