【神戸新聞杯】ローズキングダムが一騎打ちを制し重賞3勝目!

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10年9月26日(日)、4回阪神6日目10Rで第58回 神戸新聞杯(GⅡ)(芝2400m)が行なわれ、武 豊騎手騎乗の2番人気・ローズキングダムが優勝。勝ちタイムは2:25.9(良)。

2着にはクビ差で1番人気・エイシンフラッシュ(牡3、栗東・藤原英厩舎)、3着には5番人気・ビッグウィーク(牡3、栗東・長浜厩舎)が続いて入線し、3着までの各馬が菊花賞への優先出走権を獲得している。

レースは先にハナをきったビッグウィークがネオヴァンドームにハナを譲るように2番手に控えると、展開はスロー。各馬の鞍上が手綱を引っ張るようにレースが進み、直線は一斉に追い比べ。
ダービーの1,2着馬、ローズキングダムとエイシンフラッシュが狭いスペースを割って出てくるように、抜け出すと、武豊騎手と内田博幸騎手の一騎打ち。最後は同じ脚色で入線するも、ローズキングダムが先着を果たした。

勝ったローズキングダムは、昨年の10月に後の皐月賞馬・ヴィクトワールピサを降してデビュー勝ちを収めると、そこから3連勝で朝日杯FS(JpnⅠ)を制覇し、GⅠで幾多の惜敗を経験してきた「バラ一族」と呼ばれる自身のファミリーに悲願のGⅠ制覇をもたらした。 今年に入ってからは、スプリングS、皐月賞と期待に応えられない結果が続いたが、日本ダービーでは5番人気ながら敗れたものの2着に好走していた。なお、武豊騎手とは今回が初コンビ。

同馬は母が01年のフィリーズレビュー(GⅡ)など重賞2勝、GⅠ2着3回のローズバドという血統で、「バラ一族」と称される血統背景。 馬主は有限会社 サンデーレーシング、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「バラの王国」。

騎乗していた武豊騎手は、07年以来、本レース3勝目。JRA重賞通算265勝目。 管理する橋口弘次郎調教師は、本レース初勝利。JRA重賞通算79勝目。 キングカメハメハ産駒はJRA重賞通算9勝目。

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ローズキングダム
(牡3、栗東・橋口厩舎)
父:キングカメハメハ
:ローズバド
母父:サンデーサイレンス
通算成績:7戦4勝
その他の重賞勝利:
09年朝日フューチュリティ(G1)
09年東京スポーツ杯2歳S(G3)



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