≪オールカマー≫藤田伸二騎手「とにかく無事でいてほしい」

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10年9月26日(日)、4回中山6日目11Rで第56回 産経賞オールカマー(GⅡ)(芝2200m)が行なわれ、藤田 伸二騎手騎乗の5番人気・シンゲン(牡7、美浦・戸田厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:11.4(良)。

2着にはクビ差で1番人気・ドリームジャーニー(牡6、栗東・池江寿厩舎)、3着には6番人気・トウショウシロッコ(牡7、美浦・大久洋厩舎)が続いて入線した。

1着 シンゲン(藤田騎手)
「位置取りはこだわらないタイプ。出たなりでレースを進めようと思っていたよ。でも、馬場がいいので、内ラチを走らせたかった。絶好のポジションが取れたね。走ると骨折につきまとわれるかわいそうな馬だが、休み明けでも走ってくれる。力を信じていたし、期待どおりに頑張ってくれたね。
昨年の天皇賞・秋では残り1ハロンくらいのエンジンがかかりかけたところで違和感があり、残念な結果となった。敗因ははっきりしていたので、今年こそという思いが強い。
勝ってうれしいのはもちろんだが、アクシデントがないかが心配で、ゴール後は歩様を確認しながら戻ってきたんだ。とにかく無事でいてほしいし、このままの調子を保てれば、次(天皇賞・秋に直行の予定)に楽しみがふくらむ」

2着 ドリームジャーニー(池添騎手)
「3、4コーナーの手応えはしびれるものがあり、だいぶ本来のデキに戻ってきた。きょうは残念な結果になったが、この後に反動がなければ、自信を持ってまた大きな目標に向かっていける」

4着 サンライズベガ(松岡騎手)
「相手の脚を考えて早めに動いたが、内容は悪くない。いつかチャンスがあると思う」

5着 ジャミール(安藤勝騎手)
「いろいろ試している段階。きょうは出していったが、結果的に最後はだらっとした脚になってしまった。もっと下げたほうが良かったかもしれない。強いメンバーが相手でもそう崩れないし、能力は高いんだ。状態も安定しているし、いずれかみ合ってくると思う」

6着 ミステリアスライト(蛯名騎手)
「いいものはあるのに、気性面は相変わらず。ゲートを出していくとハナまで行っちゃう恐れがあるからね。なだめながら好位を進んだが、結果的にペースが速かった。4コーナーで手応えが怪しくなったよ」

7着 デストラメンテ (津村騎手)
「勝負ところで下がってしまいました。相手が悪かったですね」

9着 シルポート(後藤騎手)
「やはりコーナーを4つ回るコースはつらいよ。速めのペースで行ったつもりなのに、後ろがぴたりと付いてきて、息を入れることができなかったしね」

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