ドリームジャーニーなど、注目の古馬重賞戦線情報

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オールカマーで②着に敗れたドリームジャーニーが天皇賞(10月31日・東京)で巻き返しを図る。
「休み明けで少しテンションが高く、スタートで出遅れましたからね。それでも最後は59キロを背負いながらも良く伸びてましたし、悲観する内容ではなかった思いますよ」と吉村助手は敗戦のショックはない。

九十九里特別を制したトレイルブレイザーは菊花賞(10月24日・京都)へ向かう。
「前走の走りなら距離が延びても掛かる心配はないでしょう。ある意味、まだ底を見せていませんし、春の実績馬とどれぐらいやれるのか見てみたいですね」と同助手。

次週の京都大賞典に出走するベストメンバーは坂路で51秒7-37秒9-25秒2-12秒8をマーク。
「病み上がりで良化途上の前走を叩いた上積みは大きい。今度は変わってくれそう」と今野助手は力を込める。

同じくスマートギアも坂路で54秒1-38秒9-25秒3-12秒5を軽快な動きで駆け抜けた。
「前走がやや消化不良の競馬。開幕週の馬場で展開が鍵だが、末脚勝負に徹してどこまで差を詰められるかに尽きる」と猿橋助手はいつも通り戦法で巻き返しを狙う。

フォゲッタブルは併走でポリトラックコースを79秒2-63秒9-50秒4-37秒5-12秒5でフィニッシュ。
「併せた相手が走っただけで時計的には十分動いているし、このひと追いで仕上がりそう。ただ、距離はもっと欲しいかな」と池江助手は条件に注文を付ける。

来週の毎日王冠に出走するエイシンアポロンが1週前追切りを坂路コースで消化。
51秒3-37秒3-24秒3-12秒0と回転の速いフットワークで好時計を出した。
「元々稽古は動くタイプだけど、春に比べると走りに力強さが出てきた。だいぶパワーアップしているよ」と内山助手はひと夏を越しての成長を感じている様子だった。

プロキオンS3着あと北海道へ放牧に出しているナムラタイタンが来月中旬に栗東トレセンへ戻ってくる。
「今年はどこへ行っても暑くて、この馬も放牧先で夏負けしていたんだ。今は涼しくなって良くなっているみたい。武蔵野S(11月14日)、霜月S(11月21日)あたりでの復帰を考えている」と大橋師

中山・障害オープンはタマモグレアーが早めに先頭に立ち危なげない走りで完勝した。
「今回で3戦目だったけど、一番内容が良かった。直線でソラを使ったように、強い相手と走った方がヤル気を出すかもしれない」と白倉助手
次走は東京ハイジャンプ(10月16日)を予定。