3連勝のイタリアンレッドは府中牝馬Sへ/先週の勝ち馬の動向

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ムーンライトハンデCは、イタリアンレッド(牝4、栗東・石坂厩舎)が中団から脚をタメて、メンバー最速の上がりで突き抜け快勝した。
「これまでは小倉でしか結果を残せていなかった馬が、阪神で勝てたのは大きな収穫。ひと皮剥けた感じがするし、オープンでも通用して欲しい」と、古川助手は素質馬の本格化に喜んでいた。
次走は、10月17日の府中牝馬S(GⅢ)で重賞初制覇を狙う。

また、同厩舎で西脇特別を勝ったサンライズモール(牡3、栗東・石坂厩舎)は京都クラウンプレミアム(10月24日)へ向かう見込み。 「確実に力を付けているし、昇級しても楽しみだね」と、同助手。

セプテンバーSは、好位のインでロスなく立ち回ったヤマカツマリリン(牝6、栗東・小島貞厩舎)が接戦を制してオープン入りを決めた。
「状態が上向いていたのは確かだったし、直線の坂も苦にせずしっかり伸びていた。勝つ時はうまくいくもんだね」と、松井助手はニッコリ。 このあとは馬の状態次第だが、福島民友C(10月24日)を視野に入れて調整する。

阪神土曜日・新馬戦(芝1200m)はキョウワジャンヌ(牝2、栗東・飯田明厩舎)が、余力を十分残してデビュー戦を飾った。

「この血筋はクズが出ないし、安定して走ってくれる。稽古の動きからも期待は持っていた。何よりレースセンスが良いね」と、飯田明師は絶賛。 このあとはかえで賞(10月24日・京都)が有力。