【札幌2歳S】オールアズワンが良血馬蹴散らし重賞初制覇!

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10年10月2日(土)、2回札幌7日目11Rで第45回 札幌2歳ステークス(GⅢ)(芝1800m)が行なわれ、安藤 勝己騎手騎乗の3番人気・オールアズワンが優勝。勝ちタイムは1:49.8(良)。

2着には3/4馬身差で2番人気・アヴェンチュラ(牝2、栗東・角居厩舎)、3着には1番人気・アドマイヤセプター(牝2、栗東・橋田厩舎)が続いて入線した。

レースはビービーマキシマスがハナをとると、スイスイとレースを引っ張り、1000m通過は61秒のミドルラップ。人気のアドマイヤセプター、アヴェンチュラは中団、オールアズワンは好位に待機。
3コーナーに差し掛かったところで、オールアズワンがポジションを押し上げると、一気に馬群が凝縮。直線入り口で、同馬が先頭に躍り出ると、そのまま安藤勝己騎手のステッキに応えるように、突き抜けた。 人気を集めたアヴェンチュラ、アドマイヤセプターも、オールアズワンの後ろのポジションから押し上げを図ったが、終いの脚で見劣った。

勝ったオールアズワンは、8月14日の新馬戦(札幌芝1500m)で2着に敗れたが、続く、未勝利戦を2着に0.6秒差をつける快勝していた。
同馬の馬主は宮川 純造氏、生産者は新冠のオリエント牧場。馬名の意味由来は「すべてはひとつ」。

騎乗していた安藤勝己騎手は、本レース初勝利で、JRA重賞は通算73勝目。なお、同一年の函館・札幌の2歳Sを共に制したジョッキーは、17年振り4人目の快挙。 管理する領家政蔵調教師も、本レース初勝利で、JRA重賞は通算19勝目。ネオユニヴァース産駒のJRA重賞は通算11勝目で、本レースは08年のロジユニヴァース以来、2勝目。

なお、安藤勝己騎手と領家政蔵調教師のコンビは、この夏に函館2歳Sを制したマジカルポケットと同じで、明日のスプリンターズSでもビービーガルダンでの出走を控えている。

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オールアズワン
(牡2、栗東・領家厩舎)
父:ネオユニヴァース
母:トウホープログレス
母父:ナリタブライアン
通算成績:3戦2勝

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