10年10月3日(日)、4回中山8日目4Rでサラ系2歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、田中 勝春騎手騎乗の2番人気・コーンドリーが、好位追走から、最終コーナーで先頭集団に取りつくと、逃げたパシオンルージュを外から交わして優勝。勝ちタイムは1:12.7(良)。

2着には1/2馬身差で、好スタートから逃げ切りを図った1番人気・パシオンルージュ(牝2、美浦・和田郎厩舎)、3着には12番人気・リックムファサ(牡2、美浦・清水英厩舎)が続いて入線した。

勝ったコーンドリーは半兄に昨年の根岸S(GⅢ)などダート重賞3勝の現役馬・フェラーリピサがいる血統。 馬主は有限会社 社台レースホース、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「麦で編み上げて作る、人形のような形をしたお守り」。

管理する宗像義忠調教師の管理馬では、08年産の2歳世代の勝ち上がりは初めて、Indian Charlie産駒も初めての事。

1着 コーンドリー(田中勝騎手)
「スムーズでいい競馬ができた。でも、まだフォームがバラバラなところがあって、リズム良く走っているわけでもないんだ。これからの馬。成長する余地はたっぶりある」

2着 パシオンルージュ(内田博騎手)
「勝ちパターンだったし、この馬だって力がある。今日のところは相手が強すぎたよ」

5着 オーパルス(後藤騎手)
「3、4コーナーで腰を浮かせるように変な動きをした。集中力が途切れたね。能力はかなり感じるし、芝でもやれそうな感触があるよ」

6着 ミキノコモコ(武士沢騎手)
「スピードを見せましたし、気性がいい。見せ場をつくれました。これからもっと良くなるでしょう」

14着 アクビサテルバン(松岡騎手)
「いきなり勝負になると見込んでいたのに、ずっと追いっぱなし。バネがあるし、芝のほうがいいのかもしれない」

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コーンドリー
(牝2、美浦・宗像厩舎)
父：Indian Charlie
母：ドリータルボ
母父：Capote
半兄：フェラーリピサ


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