ビービーバカラが快勝!松岡騎手「凄い瞬発力」/東京新馬

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10年10月10日(日)、4回東京2日目3Rでサラ系2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、松岡 正海騎手騎乗の2番人気・ビービーバカラが優勝。勝ちタイムは1:38.5(重)。

2着には1.1/4馬身差で1番人気・リアリーラヴユー(牝2、美浦・国枝厩舎)、3着には10番人気・グランデティアモ(牝2、美浦・的場厩舎)が続いて入線した。

レースはクラウディア、グランデティアモ、ティアップソフィーらが先行。直線は、先行した3頭で粘り込みを図ったところに、まずは後方を追走していた、リアリーラヴユーが大外から豪快な追い込みをみせ、先頭に踊り出る勢いだったが、内からスルスルとビービーバカラが抜け出し。最後は好位のインでレースを進めたビービーバカラがリアリーラブユーの追撃を抑えた。

勝ったビービーバカラの馬主:有限会社 坂東牧場は、昨年の北海道オータムセールにおいて、同馬を420万円で購入していた。 生産者は浦河の鎌田 正嗣氏。馬名の意味由来は「冠名+バカラグラス」。

管理する松山康久調教師の管理馬では、08年産の2歳世代の勝ち上がりは初めて、ゼンノロブロイ産駒は5頭目の事。

1着 ビービーバカラ(松岡騎手)
「そう攻めていないのに、素質の違いだね。追い出しを待つ余裕があった。すごい瞬発力があるよ。距離はもっと延ばしても大丈夫」

(松山康調教師)
「センスの良さに感心させられた。順調に調教をこなしてきたが、まだ体には余裕がある。先々が楽しみだよ。次走は様子を見てからになるが、府中開催のうちに500万を使うことになると思う」

2着 リアリーラヴユー(国枝調教師)
「高い能力があるのは疑いようがない。いい脚を見せている。今日は大事に乗ったぶんだね」

4着 アプレレクール(勝浦騎手)
「ゴール前で邪魔されたこともあるが、2着馬にこられ、道中では動きたくないときに行かざるを得なかった。センスがあり、これからが楽しみ」

5着 ゴールドアゲイン(三浦騎手)
「スピードがある馬。きょうはイレ込みがきつかったから」

7着 オクシペタルム(北村宏騎手)
「1番枠だったので、ゲートから遠くを見ていて。前半は集中力に欠けたね。道中はだんだん走りが良くなったし、素質は高い。ウッドチップの調教で動かなくても、実戦向きだよ」

8着 リリーラッシュ(蛯名騎手)
「馬自体はいいものがあり、使いながら変わってきそう。こんな馬場は向かないしね。課題は精神面。これ以上、テンションが上がると心配だよ」

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ビービーバカラ
(牝2、美浦・松山康厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:フォレストビーナス
母父:エルコンドルパサー


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