【南部杯】オーロマイスターがエスポワールシチー降し大金星!

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10年10月11日(祝・月)、盛岡競馬場で行われた交流重賞・第23回 マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ)(3歳上、1着賞金:4,500万円、ダート1,600m)は、吉田豊騎手騎乗の4番人気・オーロマイスター(牡5、美浦・大久洋厩舎)が、初重賞制覇。勝ちタイムの1:34:8(稍重)はレコードとなった。

2着には3馬身差で、佐藤哲三騎手騎乗の1番人気・ エスポワールシチー(牡5、栗東・安達厩舎)、3着には岩手の阿部英俊騎手騎乗の11番人気・グランシュヴァリエ(牡5、高知・雑賀正厩舎)がそれぞれ入っている。

レースはセレスハントがハナ、その横にオーロマイスター。続いて、エスポワールシチー、バーディバーディ、メイショウバトラー、グランシュヴァリエ、テスタマッタタと先頭集団となりレースが進む。
4コーナー付近でグランシュヴァリエらが外からマクリをかけると、馬郡が凝縮。エスポワールシチーも内から抜け出しを図ったが、オーロマイスターがスパートをかけると、一気に後続を突き放し、最後は鞍上の吉田豊騎手もガッツポーズを決めるほどの完勝劇をみせた。

勝ったオーロマイスターは、07年11月にデビュー勝ち。当初は芝のレースを中心に使われてきたが、昨年、6月に初ダート戦を迎えると、そこから適性をみせるかのように勝ち星を積み重ね、ダート重賞初挑戦となった、今年の根岸Sでは3着に健闘。前走のエルムSでも2着に好走していたが、この勝利が初重賞制覇となっている。
また、エスポワールシチーは、昨年のマーチSから続いていた連勝が6でストップ。3着のグランシュヴァリエは、昨年まではJRAに在籍し、通算3勝を挙げていた。

オーロマイスターの馬主はサンデーレーシング。生産者は三石の追分ファーム。馬名の意味由来は「黄金(ラテン語)+チャンピオン(独)」。

オーロマイスター
(牡5、美浦・大久洋厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:フェアリーワルツ
母父:Lear Fan
通算成績:29戦7勝

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