10年10月13日(水)、浦和競馬場で南関東重賞・第20回 埼玉栄冠賞(3歳上、別定、ダート1900m)が行なわれ、本多正賢騎手騎乗の6番人気・ドリームトレジャー(牡5、船橋・佐々功厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:00.8(良)。

2着には3/4馬身差で1番人気・ブルーラッド(牡4、川崎・足立勝厩舎)、3着には4番人気・ルクレルク(牡5、船橋・川島正厩舎)が続いて入線した。

レースは、ヴァイタルシーズが先手をとると、ディアーウィッシュ、ルクレルクらもピッタリとマークし、レースが進んだが、1週目のゴール板を過ぎた付近から、ブルーラッドが外を回ってポジションを上げると、馬群が凝縮。
最終コーナーで、先頭のディアーウィッシュ、ルクレルクの外から、ブルーラッドが交わしにかかると、そのまま押し切るかに思われたが、その間隙を突くように内からドリームトレジャーが抜け出し。最後は内外の差、斤量さも堪えたか、ドリームトレジャーがブルーラッドを突き放した。

勝ったドリームトレジャーは、この夏まで、JRAの阿部新生厩舎に所属。主に芝のレースで、31戦4勝の成績を残していた。ダート戦は、JRA時代を含め、通算2度目の挑戦だった。
馬主はセゾンレースホース、生産者は門別の田端牧場。馬名の意味由来は「冠名＋宝。母名より連想」。

全着順は以下の通り。
1 ドリームトレジャー 2:00:8
2 ブルーラッド 3/4
3 ルクレルク 2
4 エースオブタッチ 3
5 クレイアートビュン ハナ
6 ディアーウィッシュ クビ
7 ザグ 2
8 サイレントスタメン 2
9 ドリームスカイ 1.1/2
10 ケイアイスイジン 4
11 ヴァイタルシーズ 5

ドリームトレジャー
(牡5、船橋・佐々功厩舎)
父：コマンダーインチーフ
母：キミホウセキ
母父：サンデーサイレンス
通算成績：32戦5勝(うち地方1戦1勝)

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