トレセンレポート【秋華賞】ディアアレトゥーサ共同会見

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-:ディアアレトゥーサ(牝3、美浦・畠山吉厩舎)について畠山吉宏調教師に伺います。最終追い切りを終えまして、いかがでしょうか?

畠:時計としては67秒ぐらい、単走で終い少し追う形でしたが、だいたい予定通りの攻め馬が出来たと思います。

-:現在2連勝中ですが、前走の紫苑ステークスを振り返っていただけますか?

畠:紫苑ステークスは1つ上のオープンクラスへの挑戦でした。ジョッキーが思い描いていたより位置取りとしてはポケットに入る感じでしたけど、それを捌いて勝てたということで、今後に向けて凄く収穫のあるレースだったと思います。

-:中間の状態はいかがでしたか?

畠:春先は体質的に弱いところがあって、調教についてもなかなか思う通りのメニューをこなせないこともありましたけど、この中間は予定通りに来れているというのは、馬がしっかりしてきた証拠だと思いますし、非常に順調に来ていると思います。

-:春に比べて「特にこの辺が変わった」と強調したい点はございますか?

畠:体の各部分がしっかりしていること、それから牝馬にしてはカイ食いが全く心配ないので、体重を見ての通り、与えたカイバがしっかり身になっている感じで、明らかに春に比べれば成長しています。

-:今回は京都への輸送となります。

畠:今週の輸送を選んだのは、この夏、福島、新潟へ輸送競馬をやってみましたけど、ほとんど体重の減りや出張厩舎でのカイバの食い渋りなどがほとんどなかったからです。美浦でしっかりと調教してその週の輸送で問題ないな、と。

-:全てが順調に来ていると考えてよろしいですか?

畠:春は体質が弱くて苦労した馬が本当にしっかりして来ましたので、順調に調教をこなせていると思います。

-:いよいよ秋華賞を迎えますが、どういうレースをしたいという構想などはありますでしょうか?

畠:今まで色々な形のレースが出来ていますし、今回はテン乗りになりますけど安藤勝己騎手が騎乗を引き受けてくれましたので、ゲートが開いたらジョッキーにお任せという感じです。あとは枠順や、出てからのペースでジョッキーが判断すると思うので、とにかく思い切った競馬をしてくれればと思っています。

-:それでは秋華賞へ向けての意気込みを聞かせてください。

畠:初めてこのような強いメンバーと対戦しますけど、この馬自身も間違いなくここに来て力をつけておりますので、応援よろしくお願いいたします。

-:ありがとうございました。



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