「勝ったと思いましたけど…。ちょっと離れた位置から一気に交わされてしまいました。競る形になればこちらももっと頑張れたと思います」と平野優騎手が悔しそうに振り返るのは、オヤシオ(牡2、美浦・谷原厩舎)に騎乗して臨んだ先週土曜日東京9レース・プラタナス賞。
府中市出身の平野騎手にとって、地元東京競馬場での初勝利を逃す形となってしまった。

今週、平野騎手は土曜日3頭、日曜日2頭の計5頭に騎乗する予定。
騎乗予定馬の中から、中山の新馬戦で6着に入ったマキシムオウショウ(牡2、美浦・石栗厩舎)について聞いた。
「デビュー戦で騎乗させてもらいましたけど良い馬だな、と思いました。中間、併せ馬の相手に騎乗して様子を見ることが出来ましたが、引っ張りきりで凄い手応えでした。ひと叩きされて更に良くなってくるでしょうし、楽しみです」と平野騎手が語るように、前進が期待出来そうだ。
先週パドックに応援幕が張られていたことを告げると
「僕も見ました。応援してくださっている方が作ってくれたもので、それを僕の親が貼ってくれたようです」と笑顔を見せる。

周囲の支えに応えて東京競馬場での初勝利をあげることが出来るか。
平野騎手の活躍に注目だ。



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