ディープインパクト産駒イングリッドが圧勝!/東京新馬

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10年10月17日(日)、4回東京4日目3Rでサラ系2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、北村 宏司騎手騎乗の1番人気・イングリッドが優勝。勝ちタイムは1:38.4(良)。

2着には3.1/2馬身差で2番人気・アポロスカイナイト(牡2、美浦・柴崎厩舎)、3着には5番人気・コスモヴェント(牡2、美浦・斎藤誠厩舎)が続いて入線した。

レースは、ナムラハニーが大きく出遅れ。トーセンスタッフがハナを切ると、イングリッドもすんなりと2番手にマーク。 ユッタリとしたペースで展開が進むと、直線、持ったままでイングリッドが進出。坂を登り終えてからは、アッサリと後続を突き放し、余裕十分の勝ちっぷりをみせた。

勝ったイングリッドは姉に米GⅠ勝ち馬のワンダーレディアンエルがいる血統。 馬主は有限会社 社台レースホース、生産者は安平の追分ファーム。馬名の意味由来は「女性名。映画「凱旋門」の主演女優」。

管理する加藤征弘調教師の管理馬では、08年産の2歳世代の勝ち上がりは2頭目、ディープインパクト産駒は13頭目の事。

1着 イングリッド(加藤征調教師)
「本当に馬っぷりが良く、期待の一頭なのですが、思った以上の強さでした。ペースが遅くても、道中は耳を立てて我慢していましたので、安心して見ていられましたよ。あれだけの脚を使えれば、次に楽しみがふくらみますね。今後も具体的な目標は設定せず、脚元などと相談して、あくまでも馬優先で出走させていきます」

2着 アポロスカイナイト(勝浦騎手)
「この馬もよく走っている。何もいうことがない内容だった」

3着 コスモヴェント(斎藤誠調教師)
「稽古より実戦で良さが出ましたし、使えばもっと走れるでしょう。今後が楽しみです」

4着 イクゼギンギラギン(田中勝騎手)
「初戦としては上々の内容。これからだよ」

5着 レノヴァティオトラ(江田照騎手)
「終いはよく伸びている。使えば変わりそうなタイプ。競馬を覚えてくれれば、きっと走ってくる」

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イングリッド
(牝2、美浦・加藤征厩舎)
父:ディープインパクト
母:アンチョ
母父:Wild Zone
半姉:ワンダーレディアンエル


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