テイエムプリキュアが競走馬登録抹消、繁殖入りへ

トピックス

05年の阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)などを制したテイエムプリキュア(牝7、栗東・五十嵐厩舎)は、11月17日(水)付で競走馬登録を抹消した事が発表された。同馬は、今後北海道新冠郡新冠町のタニグチ牧場にて繁殖馬となる予定。

テイエムプリキュアは05年9月に小倉芝1200mの新馬戦でデビュー勝ちを収めると、そこから3連勝で阪神JFを制覇。3歳時や古馬になってからも、2歳時のような活躍はみせられなかったが、08年の日経新春杯(京都芝2400m)で軽ハンデを活かして3着に入り、波乱を演出すると、09年も日経新春杯(GⅡ)勝ち。
エリザベス女王杯では、12番人気ながら勝ったクィーンスプマンテと共に大逃げを打って、ブエナビスタに先着する2着に健闘するなど、個性的な活躍をみせた。ラストランは先日(11月14日)のエリザベス女王杯(17)着。

同馬は半弟に京都ジャンプSで2着などのテイエムハリアーがいる血統。馬主は竹園 正繼氏、生産者は新冠のタニグチ牧場。馬名の意味由来は「冠名+キャラクター名」。JRA通算獲得賞金は2億474.1万円 (付加賞含む)

テイエムプリキュア
(牝7、栗東・五十嵐厩舎)
父:パラダイスクリーク
母:フェリアード
母父:ステートリードン
通算成績:37戦4勝
重賞勝利:
05年阪神ジュベナイルF(G1)
09年日経新春杯(G2)