10年11月28日(日)、5回東京8日目に行われるジャパンカップ(GI)に出走予定の のジョシュアツリー(アイルランド)、ダンディーノ(イギリス)、フィフティープルーフ(カナダ)、シリュスデゼーグル、マリヌス及びモアズウェルズ(3頭共にフランス)の調教状況及び関係者のコメントが発表された。
また、同レースに出走予定のヴォワライシ(イタリア)が、輸入検疫のため、成田空港経由で競馬学校国際厩舎(千葉県白井市)に到着した。

[競馬学校 天候：晴 馬場状態：良]

●ジョシュアツリー(JOSHUA TREE)(牡3)

調教状況(本木 剛介厩務員 騎乗)
【調教時間】 6：48～7：09
【調教内容】 (左回り)速歩800m ⇒ 軽めのキャンター1,000m

【トーマス コマフォード(Thomas Comerford)調教助手の話】
「体調については何も問題無く、ここまで順調にきています。今日の調教は足慣らし程度の軽めのキャンターに留めました。」

[参考]馬体重：497kg(19日(金)測定)

●ダンディーノ(DANDINO)(牡3)

調教状況(オリヴァー ウィリアムス調教助手 騎乗)
【調教時間】 6：59～7：21
【調教内容】 (右回り)速歩600m ⇒ (左回り)速歩800m

【リン ウォード(Lynn Ward)厩務員の話】
「健康面も精神面も上々で、全て良好です。今日は馬場入り初日だったので、ごく軽めの調教でした。ダートの質が本国とは異なるので、強い調教をやるには神経を使いますね。」

●フィフティープルーフ(FIFTY PROOF)(セン4)

調教状況(タイラー ギャスケン調教助手 騎乗)
【調教時間】 6：36～6：46
【調教内容】 (右回り)速歩1,400m ⇒ (左回り) キャンター1,400m(1ハロン17～18秒程度)

【タイラー ギャスケン(Tyler Gaskin)調教助手の話】
「体調は良好です。日本に来てからとても快適そうな様子で過ごしています。今日の調教は、輸送後初めての馬場入りということもあり、体をストレッチさせることを念頭に置いて調教しました。」

●シリュスデゼーグル(CIRRUS DES AIGLES)(セン4)

調教状況(ゾエ ガルグロー厩務員 騎乗)
【調教時間】 6：55～7：30
【調教内容】 (右回り)速歩800m ⇒(左回り)軽めのキャンター1,000m⇒
常歩200m ⇒ キャンター1,000m(1ハロン15～16秒程度)


【ゾエ ガルグロー(Zoe Gargoulaud)厩務員の話】
「入厩して3日経ちますが、環境の変化も問題なく、体調に影響はありません。今日の調教も、昨日と同じく体調を戻すための内容でした。まだペースは上げません。」

●マリヌス(MARINOUS)(牡4)

調教状況(オレリアン マロンフォン厩務員 騎乗)
【調教時間】 6：55～7：30
【調教内容】 (右回り)速歩800m ⇒ (左回り)軽めのキャンター1,000m⇒
常歩200m ⇒ キャンター1,000m(1ハロン15～18秒程度)

【レジス バルベデット(Regis Barbedette)調教助手の話】
「食欲もあり、疲れも取れています。体調はとても良好です。馬の調子がとても良く、これから調教のペースも上げていきます。」

●モアズウェルズ(MORES WELLS)(牡6)

調教状況(エメリック カンダス厩務員 騎乗)
【調教時間】 6：55～7：30
【調教内容】 (右回り)速歩800m ⇒ (左回り)軽めのキャンター1,000m⇒
常歩200m ⇒ キャンター1,000m(1ハロン15～18秒程度)

【エメリック カンダス(Aymeric Candas)厩務員の話】
「昨夜も今朝も飼い葉を残さず食べたようで、調子はとても良さそうです。体調に全く問題無く過ごしています。」

本日、ジョシュアツリー、ダンディーノ、シリュスデゼーグル、マリヌス及びモアズウェルズの5頭がゲート試験を行い、全頭合格している。

●ヴォワライシ(VOILA ICI)(牡5)

［到着］
成田着 19日(金)7：10 → 競馬学校着 同10：48
自国厩舎から17時間程度の輸送

【セルジオ ウルル(Sergio Urru)調教助手の話】
「輸送後も馬の体調に変化はありません。明日からの調教は、調教師から詳細に渡って指示を受けているので、その通りにこなします。競馬学校ではあまり強めの調教はしない予定ですが、徐々にペースを上げていくかもしれません。」