アサヒライジングの弟・コウヨウレジェンドが快勝/東京新馬

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10年11月20日(土)、5回東京5日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、柴田 善臣騎手騎乗の4番人気・コウヨウレジェンドが優勝。勝ちタイムは1:50.4(良)。

2着には1.1/2馬身差で1番人気・トーセンエッジ(牡2、美浦・鈴木厩舎)、3着には6番人気・ショウナンランド(牡2、美浦・上原厩舎)が続いて入線した。

レースは、エムヴォワールがハナに立つもユッタリとした流れでレースが進むと、人気のトーセンエッジは好位のラチ沿いを追走。 馬群が大きくバラけることなく、直線に差し掛かると、外目の好位を追走していたコウヨウレジェンドが鋭く先頭に躍り出ると、そのまま後続を突き放した。 トーセンエッジは、鞍上のアクションほど、キレるところがなく、ジワジワと脚を伸ばし、なんとか2着を確保した。

勝ったコウヨウレジェンドは全姉に07年のクイーンS(JpnⅢ)勝ち、06年のアメリカンオークスなどGⅠレースで2着が3回などのアサヒライジングがいる血統。 馬主は寺内 正光氏、生産者は浦河の本巣 一敏氏。馬名の意味由来は「冠名+伝説」。

管理する古賀慎明調教師の管理馬では、08年産の2歳世代の勝ち上がりは3頭目、ロイヤルタッチ産駒は初めての事。

1着 コウヨウレジェンド(柴田善騎手)
「返し馬ではどこかへ飛んでいきそうな危うい面も見せたが、実戦はしっかり走ってくれた。姉(アサヒライジング)にはあまり似ていないけど、追っていいし、なかなか味がある馬だよ」

2着 トーセンエッジ(内田博騎手)
「よく伸びているよ。新馬向きというタイプでもない。これから変わってくるだろう」

3着 ショウナンランド(後藤騎手)
「上手な競馬をしていた。まだ緩いが、瞬発力を秘めていそう。時間が経てばしっかりすると思うし、次はもっといい」

6着 ルクールロゼ(田中博騎手)
「伸び切れませんでしたが、まだ緩さが残りますからね。とても性格がいい馬。次はもっと切れると思います」

10着 スマートルシファー(武豊騎手)
「雰囲気があっていい馬だけど、他馬を怖がってしまって…」

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コウヨウレジェンド
(牡2、美浦・古賀慎厩舎)
父:ロイヤルタッチ
母:アサヒマーキュリー
母父:ミナガワマンナ
全姉:アサヒライジング


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