【マイルCS】13番人気・エーシンフォワードがレースレコードでV

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10年11月21日(日)、6回京都6日目11Rで第27回 マイルチャンピオンS(GⅠ)(芝1600m)が行なわれ、岩田 康誠騎手騎乗の13番人気・エーシンフォワードが優勝。
勝ちタイムの1:31.8(良)は5年にハットトリックが記録したタイムを0.3秒更新するレースレコードとなった。

2着にはクビ差で1番人気・ダノンヨーヨー(牡4、栗東・音無厩舎)、3着には6番人気・ゴールスキー(牡3、栗東・池江郎厩舎)が続いて入線した。

レースはジョーカプチーノがハナをきると、マイネルファルケ、スマイルジャックらが番手にマーク。エーシンフォワードは中団追走、人気のキンシャサノキセキ、サプレザ、ダノンヨーヨーらは後方待機。
テンの3Fは33秒7と、速目の流れでレースが進むと、直線、内をスルスルとエーシンフォワードが抜け出すと、外から、ダノンヨーヨー、ゴールスキー、サプレザらが猛追。ゴール前は同タイムで横一線に4頭が並ぶ形になったが、エーシンフォワードが追撃を凌ぎ切った。

勝ったエーシンフォワードは07年にデビュー戦、500万下を連勝すると、3歳時は、アーリントンC・ニュージーランドトロフィーの重賞で連続2着。 その後、成績が伴わない時期もあったが、昨年末から勢いを取り戻し、今年2月には阪急杯(GⅢ)で重賞制覇を収めると、高松宮記念でも3着に好走していた。

同馬の馬主は株式会社 栄進堂、生産者はアメリカのEdition Farm。馬名の意味由来は「冠名+攻める」。

騎乗していた岩田康誠騎手は本レース初勝利。本年は重賞6勝目でJRA重賞通算35勝目。 西園正都調教師は前日の東京スポーツ杯2歳Sに続いて、2日連続重賞勝ち。JRA重賞通算12勝目。フォレストワイルドキャット産駒のJRA重賞勝利はエーシンフォワードによる2勝。

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エーシンフォワード
(牡5、栗東・西園厩舎)
父:Forest Wildcat
母:Wake Up Kiss
母父:Cure the Blues
通算成績:23戦6勝
その他の重賞勝利:10年阪急杯(G3)

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