トレセンレポート【JC】ローズキングダム(橋口弘次郎師)共同会見

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-:ジャパンカップに出走を予定しているローズキングダムについて、橋口弘次郎調教師に伺います。よろしくお願いします。秋になってきての変化はどのような点があったでしょうか?

橋:今朝の計量でも476キロもありましたからね。春先とは逞しくなったのではないでしょうか。

-:春先は体重が増えずに苦労されたと思いますが、何が良くなったのでしょうか?

橋:新馬戦こそ、関西でしたが、ずっと関東圏への輸送の競馬でしたから、そこで減っていたのかもしれませんね。

-:一週前の追い切りでは、好時計をマーク。日曜日にも時計を出されましたが、どう評価されますか?

橋:(一週前は)想定よりはちょっと速くなりましたね。(日曜日も)うちのパターンですから、馬なり程度の調整ですから。

-:最終追い切りは(坂路で)52秒4。どういった指示を先生からはされましたか?

橋:併せ馬で相手が遅れることはわかっていましたから、最後の1Fは馬に合わせた乗り方でということで、思っていた通りの追い切りになりました。

-:改めて、動きの評価などはありますか?

橋:馬体的には何も心配するところはありません。今回のメンバーはこれ以上ないようなメンバーが揃いましたからね。また3歳馬も揃いましたし。

-:そんな凄いメンバーの中で現時点でのローズキングダムの立ち位置はどうお考えでしょうか。

橋:期待と不安がありますね。「やってくれるんじゃないか」という期待もありますし、下手したら、真ん中より後ろの着順なんてことも、ありそうですからね。

-:最後に先生から抱負の一言をお願いします。

橋:同じ3歳勢もトップクラスの馬が集結しましたからね。お互いにしのぎを削って、ウチのだけ取り残されないような競馬をしてくれればと思います。


~ジャパンカップにローズキングダムを送り込む師だが、同じく、日曜日の東京7R ベゴニア賞にディープインパクト産駒・コティリオンを出走させる。
共同会見後にお話を伺ったところ、
「(新馬戦を)使ってよくなるのは、どの馬にも言えることですが、いいですよ。先週はリフトザウイングスが(東スポ杯で)2着に入って賞金を加算できましたし、(コティリオンが)勝ったら2頭を朝日杯FSへ出したい」とのこと。
連覇のかかる朝日杯へ向けて、こちらも目が離せない一戦となりそうだ。