トレセンレポート【JC】ジャガーメイル(橋本助手)

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-:ジャパンカップに出走を予定しているジャガーメイルについて、橋本篤典助手に伺います。よろしくお願いします。まずは、不本意だったと思いますが、前走の天皇賞のレース振りから振り返っていただけますか?

橋:前走は、道中は上手く運べたと思いますけど、直線で他の馬に迷惑をかけてしまいまして、大変申し訳ないことをしたと思っています。ただ、自身もその後、下がってくる馬に進路を狭められる形になりましたので、脚は使い切っていないかな、という感じです。見た感じとしては、突き抜けそうにも見えたので、調子は良かったのかな、と思っています。

-:以前伺ったお話では、この馬はレースで全力投球をするので、その後の疲れが心配だとおっしゃっていましたけれども、レース後のケアはどうでしたか?

橋:最後に脚を使い切らなかったので、上がってきたときの雰囲気も、いつもほどダメージは無くて、厩舎に帰って来ても、翌週から馬場入り出来る形で、疲れ自体はそれほど見られませんでした。

-:中間はどういう形で進めたのでしょうか?

橋:レースの翌々週から時計を出していますし、レース後の中間としては、非常に順調に進めてきています。

-:今日(11/25・木)の調教は、併せ馬で、内から抜いて更にしっかりと追われましたけれども、どういうプランで行われたのでしょうか?

橋:調教の指示としましては、いつも通り、半マイルから15、3ハロンからペースを上げて、直線はトップスピードで走らせる形でした。その後、馬の雰囲気次第で「まだ少し重いかな」とジョッキーが感じた場合は、少し追って欲しいという指示が出ていました。併せてくるときの勢いも、スッと抜ける感じも良かったですけど、抜けてからフワッとする面があったので、そのときには少し気合いをつけて追っておいた、という石橋脩ジョッキーのコメントがありました。状態、雰囲気自体は良いと思います。

-:橋本さんからご覧になって、どう見えましたか?

橋:伸びていくときの瞬発力は良いですし、馬体も張りがありましたし、良い状態だと思います。

-:府中の2400メートルは得意中の得意と言っていいですか?

橋:そうですね。ベストな条件が揃っているので、どうにか頑張って欲しいです。

-:ジョッキーにも期待がかかりますね。

橋:そうですね。また名手が乗ってくれるので、そこにも期待しています。

-:それでは、ジャパンカップに名馬を送り出す陣営として、期待のほどを語っていただけますか?

橋:とても豪華なメンバーが揃っていますので、その中の一頭に選ばれたということは、とても光栄なことだと思います。それに恥じないレースをして欲しいと思います。