トレセンレポート【京阪杯】アーバンストリート

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昨年2月にシルクロードS(GⅢ)を制した後は、掲示板はおろか、フタ桁着順が続いたアーバンストリート(牡6、栗東・野村厩舎)。
この秋はポートアイランドSで4着に入ると、前走の京洛Sでは外から各馬を捻じ伏せてみせた。

「前回も力がある内容だったし、あれだけ攻めてプラス6キロだからね。メシもしっかり食べるし、痛いところも全然ない。
昨日(24日)も啓介(太宰啓介騎手)が『イイ』って言ったらしいし、前回以上によくなっているよ」と手応えを語ってくれたのは、
古くは日本調教馬として、初めてジャパンカップを制したカツラギエースを担当したベテラン・原園講二厩務員

それを裏付けるかのように、坂路での最終追い切りも、小気味よく51秒7で登坂。
6歳秋になり、馬体は更に白みを増したが、ここへ来ての上昇気配をそのままに久々の重賞制覇を得意の舞台でもぎ取る。