今週の畠山吉宏厩舎は土曜日5頭、日曜日1頭、計6頭の出走となる。

土曜日東京2レース・2歳未勝利にはマイネオーチャード(牝2、美浦・畠山吉厩舎)が出走を予定。
「新馬戦のときはスタートでモタモタして後手を踏んでしまったことが尾を引きましたね。頭数が多いなか、終始外々を回って距離ロスもあったことを考えると、初戦の内容としてはまずまずだったと思います。牝馬でカリカリするタイプなので、中間はテンションが上がらないように調整をしてきました。デキは問題ありませんよ」と畠山吉調教師は順調さをアピールする。

土曜日東京5レース・2歳新馬にはナムラターミナル(牡2、美浦・畠山吉厩舎)が出走を予定。
「全体的に体質も幼い感じがあるので、じっくり乗り込んで時計を出すことが出来ました。まだ力強さに欠ける面もありますけど、徐々に仕上げを進めて時計も詰まって来ましたので出走態勢は整いましたよ」と畠山吉調教師が語るように、仕上がりはまずまずのようだ。

土曜日京都1レース・2歳未勝利にはハタノゼフィロス(牡2、美浦・畠山吉厩舎)が出走を予定。
「前走は東京の1300で、前半は他の馬に行かれて砂を被ってしまって、行けませんでしたけど、終い頑張って、6着まで来ました。渋太い末脚を使っていましたし、一回使った上積みもありますから、今回の距離延長が良い方に出てくれれば、と思います」と条件替わりでの好走を狙う。

土曜日京都10レース・醍醐ステークスにはサクラミモザ(牝4、美浦・畠山吉厩舎)が出走を予定。
「この中間は在厩して、ここを目標にして予定を組めています。ディアアレトゥーサと併せ馬をするなど、キッチリと調教を消化しています。フックラした状態を保っているので、良い状態で出られそうです。ハンデは少し見込まれた感じもありますけど、この条件も問題は無いし、上位争いはしてくれるはずだと思っています」と畠山吉調教師も気合いが入る。

土曜日京都11レース・京阪杯にはシンボリグラン(牡8、美浦・畠山吉厩舎)が出走を予定。
「夏休みのあとに1戦使ってここに向かう、予定通りのローテーションです。去年も同じローテーションですけど、去年の京洛ステークスよりも、今年の方が良い感じで向かえました。今週の追い切りも50で行こう、と話していたら本当に50.0秒ピッタリでした。仕上がりは問題ありませんし、スムーズな競馬が出来ればまだまだやれると思います。今回はCBC賞を勝ったボニヤ騎手がたまたまジャパンカップで来日していたので、5年ぶりにコンビを組むことになりました。2戦2勝という相性の良さですし、レースはボニヤ騎手にお任せです」と、CBC賞以来の勝利を狙う。

日曜日京都1レース・2歳未勝利にはエーシンボダイジュ(牡2、美浦・畠山吉厩舎)が出走を予定。
「実績から強気にはなれませんが、使われながら良くはなってきていますので、少しでも前進を期待したいですね」と控えめなコメント。狙いはもう少し先かもしれない。