【JCダート】クリールパッション、相沢師「全力で仕上げた」

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1日、日曜阪神11レース・ジャパンカップダート(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

夏の札幌でエルムステークスを制し、今回初のG1挑戦となるクリールパッション(牡5、美浦・相沢厩舎)は、津村明秀騎手を背に南Wで追われ85.3-69.4-53.8-39.1-13.2をマークした。

追い切り後、津村騎手は
「単走ではピリッとしないので、併せました。状態に大きな変動が無い馬ですが、動きもまずまずでしたし、先週よりも良かったですよ」と手応えを語った。

同馬を管理する相沢郁調教師
「レースを一回使うと気合いが入ります。今日はかなり苛めようと、ビシビシやりました。津村騎手が毎日調教に乗ってくれていますが『ボーッとした馬なので併せ馬で』ということで、併せました。先週よりも素軽さが出ましたね」と調教内容を評価。
「前走は外枠で外々を回りましたし、落鉄の影響もあったのか最後の伸びがイマイチでしたね。期待していたのでガッカリしました。
以前、阪神を使ったときは2000で芝スタートでしたが、1800はダートスタートなので問題ないと思います。あとは最後の坂がどうかですね。前走は不甲斐なかったですけど、終いビュンと来る馬です。この馬にとって今年最後のレースですから、全力で仕上げましたので期待しています」と、G1制覇に意欲を見せる。